2010年05月08日

目指す!「まっすぐな生き方」

「歴史は宝の山です。人生の先達が残してくれた教訓が、無尽蔵に埋まっています。発掘は自由。自分の合ったヒントを、どれだけ発見し、身につけるかで、未来は大きく変わるといえます。」
エッセイストの木村耕一氏は、著書『まっすぐな生き方』で、偉人たちの人物の爽快な生き方を取り上げています。
「世の中の人は何とも云わばいえ わがなすことは われのみぞ知る」(坂本竜馬)、「何とでも言え、世間の毀誉褒貶というものは、雲か霧のようなものだ。」(日本人初の南極探検の白瀬矗)、人生の全てを賭けて、桜を植えつづけた佐藤良二が自殺を考えていた青年時代に、武者小路実篤がかけた言葉では「自分の血や肉になるものをとって、他にこだわらずに忘れること」―まっすぐに前を見つる生き方の大切さ。そして、「人の倍、努力しているから、人の倍、成功して当たり前だ」(世界の発明王エジソン)「努力しても報われないことがあるだろうか。たとえ結果に結びつかなくても、努力したということが必ずや生きてくるのではないだろうか。それでも報われないとしたら、それはまだ、努力とはいえないのではないだろうか」(ソフトバンクホークスの王会長)―ひたむきに努力する大切さ…ほかにも、諸葛孔明から上杉鷹山、武田信玄、加藤清正、日本サッカーの父クライマー、英国の文豪モーム、東京五輪銀メダリストの円谷幸吉など生きる元気を与えてくれるエピソードを交えた金言がちりばめられています。
生きる力のサプリメントとなる一冊でした。

『まっすぐな生き方』木村耕一著 1万年堂出版

2010年05月05日

自分の時間をどう使うか

「音楽にたとえるなら、楽譜を渡され、自由に演奏してみなさいといわれているようなものなのです」人間学を学ぶ月刊誌致知6月号で、ウシオ電機の牛尾治朗会長が『自分の時間をどう使うか』という巻頭の言葉を書かれていました。
一日のうち生活に必要な時間を差し引くと、十四時間、一週間で百時間、一年では五千時間ほどが使える時間。ビジネスマンの一般的な労働時間はこのうち二千時間で、自分で管理できる時間は年間三千時間もあります。牛尾会長は、「多くの人は、この三千時間をどう使うかということが不明確なために、ただ忙しいという感覚だけで無為に時間を費やしてしまう」と指摘しています。
この時間をどう使うか?一人ひとりが毎日、自分の個性をどう生かし、与えられていた時間をいかに使うかということを試されているのです。
牛尾会長は、ご自身の時間を、情報をインプット・アウトプットする時間と、仕事の時間とプライベート、プライベートでも勉強する時間と純粋に楽しむ時間に色分けして手帳にしるしているそうです。
時間管理こそ、個性の発揮しどころー連休明けからがんばろうと早速手帳を広げました。

月刊誌『致知』 致知出版社 03(3796)2111

2010年05月04日

夜の水族館

クジラのユキちゃんが、その600キロの巨体を横回転させながらプール飛び上がり、水しぶきが夜空に輝くー夜間営業のマリンワールド海の中道に、家族で出かけました。
超満員のイルカショーでは、なんとか通路に座り込み、始まりを待つと、囲まれた博多湾の周りにいくつかの明かりがあるだけで、プールは、幻想的なステージになりました。
イルカやアシカ、そしてクジラのユキちゃんと、役者が揃い、水面から高くとび跳ねたり、調教師との息の合ったパフォーマンスとすばらしいものでした。ほかにもアクアライブショーも夜の魚をテーマにしており、夜の水族館は、昼間とはまた違った、楽しい雰囲気でした。
そういえば、夜の水族館というと、私は、結婚披露パーティを、池袋のサンシャイン水族館を貸切にして行いました。参加者にゆっくりと、水槽を見ながら楽しんでもらおうと、簡単な挨拶のみのパーティーでした。
なんか水槽見てると、心落ち着きますね。

2010年05月03日

秋にはVパレードだ!!

「200万人を超える人が来るということで、今までは想像つかなかったが、直に触れあう距離で、皆さん笑顔ばかり。私もハッピーな気分になりました」 ソフトバンク王貞治球団会長が、3日に始まった「博多どんたく港祭り」のパレードに、福岡市名誉市民として初参加しました。
代表インタビューを担当した私は、これをぜひ聞かないと…と最後に尋ねたのは、Vパレードのことでした。
「秋には(優勝)パレードをしたいね。(手を振って)肩が痛くなったけれど、秋にはもっと痛くなる思いをしたい。秋山監督や選手に熱気を伝えておきます」期待通りのコメントをいただきました。ありがとうございました!

2010年05月02日

社外取締役の役割

大学で日本史を教える高屋が、安請け合いで上場企業の社外取締役の就任、かりそめの社長の椅子にも着き、権力闘争に巻き込まれ、思わぬ過去の問題で失脚…コーポレートガバナンスをテーマにした牛島信さんの『社外取締役』を読みました。
日本企業を取り巻く環境が大きく変化し、コーポレート・ガバナンスの重要性が認識されてきています。これまで上場企業の取締役会は、内部出身者の取締役で構成され、また世界的に見ても人数が多いと指摘されてきました。
しかし、1997年のソニーが導入してから、多くの企業が、意思決定や監督責任から分離された業務運営の責任者である執行役員制を導入し、取締役会の規模を大幅に縮小させました。
そして、2001年の商法改正を契機に、社外取締役を任命する企業も出てきました。所有と経営の分離された大規模な上場株式会社においては、経営者の利害と株主の利害が必ずしも一致しないケースがあり、経営者が株主の利害を損なってでも自らの利害を求める行動を取るおそれがあります。
しかし、取締役会が内部出身の取締役によって占められている場合、取締役会が経営者に対して監視を行うことは事実上不可能で、経営陣を監視する任務を担うことを期待されているのが社外取締役というわけです。
社外取締役導入が利益率の改善につながるといったデータもあるようですが、日本では、社外取締役によって厳しい監視を受け、経営の自由度を封じられる経営者が導入を拒むこともあり、制度として義務化には抵抗が小さくないようです。
小説では、創業者から思いがけずに引き受けた社外取締役が、はじめは形式だけのものだったのが、思いもかけないことから社長に担ぎ出され、株主利益を考え創業者を追い出したり、さらに権力闘争から、自分が追い出・・・主人公とともに企業の取締役会のテーブルについているような臨場感を味わいながら、コーポレートガバナンスのあり方を考えさせられました。

『社外取締役』 著者牛島信 2007年 幻冬舎文庫

2010年05月01日

劇団四季と文化の地方分権

劇団四季の『エビータ』が上演されています。エバ・ペロンは、貧しい生い立ちからアルゼンチン大統領夫人になり、金持ち達から容赦なく金を取り立て「エバ基金」を設立、貧しい人々にばらまいた。民衆から“エビータ”の愛称で親しみを込めて呼ばれ聖女として崇められた彼女が、癌に侵され33歳でその生涯を終えるまでの一生を描いたミュージカル。みごとな歌唱が続き、その迫力に圧倒されます。ぜひ9日まで多くの人に見てほしいと思います。
しかし、劇団四季が福岡常設劇場からの撤退となるのは、本当に残念でなりません。浅利代表の2月の記者会見では、8月までの公演延長、存続の可能性も示唆していました。浅利代表が掲げた「文化の東京一極集中是正」「文化の地方分権」というのはすばらしい挑戦です。ただ、福岡での常設劇場の取り組みについて、市民・県民が同じ気持ちにはなっておらず、まだやれることを残しながら撤退を決めたことが残念に思われます。
浅利代表は「九州北部出身の人に不思議と歌の上手い人が多い」と話していました。文化の地方分権の取り組みは地道に続け、多くの可能性を秘めた人材を地方からも掘り起こしながら、また、常設劇場の可能性を探って欲しいと思います。

2010年04月02日

私の至福の時間

もともと早起きの私ですが、最近はその早起きに拍車がかかり、ときには新聞が来るのを待ち構えるような生活習慣となっています。当然のことながら、妻や娘は、しばらく、起きてくるわけがありません。
しかし、そんな私をリビングで待っている家族がいます。金魚の「きんちゃん」です。私がリビングの電気をつけると、くちゅくちゅと口を水面から出しながら、エサを求めてきます。おはようと声をかけながら、エサを上げると、一生懸命もぐもぐ食べます。
エサを食べた後は満足そうに泳ぐ「きんちゃん」の姿をのんびりと眺め、朝の緑茶をすする…私のチープな至福の時間です。
いよいよ4日(日)から『至福の時間』が始まります。なんでも効率を求められ、豊かな人生を味わう貴重なスパイスの「時間」の大切さが見失われがちな中、番組を見て、自分にとっての大事な時間を見つめ直したいです。
視聴者のみなさんも日曜日のひととき『至福の時間』を共有しましょう!!


TVQの新番組「至福の時間」(しふくのとき)4月4日スタート!
毎週日曜日 昼11:54~12:25

2010年01月02日

東方彩夢 森田りえ子展ー日本の雅と四季を堪能

初詣の三社参りならぬ、岩田屋・福岡三越・博多大丸と天神百貨店3店参りをしてきました。多くのお客さんが、福袋をいくつも持ち歩く姿を見て、ことしの経済回復に思わず手を合わせたい気持ちになります。
さて、そんな中、正月らしい華やかさに自然と足が向かったのが福岡三越で開催されている「東方彩夢 森田りえ子展」でした。
京都画壇において最も注目を集める女流画家・森田りえ子さん。四季の花々や、京都の伝統文化を受け継ぐ舞妓さんの姿、現代的な女性像など、鮮やかな色彩と繊細な描写に思わず感動し、しばし足を止め、作品に見入ってしまいました。大作の屏風や、世界遺産 金閣・鹿苑寺方丈(本堂)が330年ぶりに解体修理されるのに合わせて納められたという杉戸絵「春夏秋冬」も特別出品されていました。森田さんの作品が鹿苑寺と、これからずっと時間を共有していくということはすごいことですね。天然の素材を使って描かれたという四季の花は、時間の経過を計算された上で色彩を載せているとそうです。鹿苑寺そいう空間の中で、静かに、鮮やかに描かれた森田さんの花を見てみたいと思いました。
森田さんは日展や院展など団体展に所属することなく、個展などで地道に研鑽、その魅力をアピールして、川端龍子大賞で大ブレイク、そうした気概も素敵です。
正月から元気をもらいました!
「東方彩夢 森田りえ子展」福岡三越9階三越ギャラリー 1月11日まで


2010年01月01日

「日新」の一年に

湯の盤の銘に曰く、苟に日に新たにして、日日に新たに、又日に新たなりー中国古典の四書五経のひとつ「大学」が今年の読書初めでした。
夏の暴君傑王を討ち、天子となった殷の湯王は、毎朝顔を洗うときに使うたらいに、「苟(まこと)に日に新たにして、日日に新たに、又日に新たなり」という銘を刻んでいました。湯王は、毎朝、起きて顔を洗うときに、たらいの銘で、心も洗い清め、清新な気持ちで、人に接し、政に臨んだのでしょう。
2010年が始まり、年の初めとしてのさわやかな気持ちの切り替えはできましたが、毎年、日を重ねるごとに、そんな年初の気持ちを忘れてしまいがちです。
日日新たに・・・ことしは、毎日毎朝、元旦の気持ちでと、手帳に冒頭の言葉を記しました。
今年もみなさん、ご指導をよろしくお願いします。

2009年12月27日

M-1の漫才と間

「間」許容せぬTV漫才ーTVコラムニストのナンシー下関さんが、毎日新聞12月27日紙面で、M-1グランプリを取り上げていた。
M-1は漫才の実力を証明するコンテストとして、ステイタスを確立しています。
4分間で、持ちネタを、言葉の速射砲のごとく発し続けるのは見事で、私も他系列の番組ながらいつも楽しみにしています。
しかし、ここ数年、見ていてなんとなく違和感を感じ、時間内に無理やりネタを押し込む漫才が繰り返されることで、決勝になると、なんとなく笑えない自分がいることに気になってました。
そこに、新聞のコラムが回答を与えてくれました。ナンシー下関さんは、限られた時間でウケる芸風が求められる「M-1に代表されるテレビ漫才は刺激的なズレだけで、『間』を許容しない面がある」と指摘されています。
テレビは、視聴者にチャンネルを変えられてしまう「間」をなるべくなくし、次から次へと視聴者を刺激する映像などを送り込まざるを得ない媒体となってしまっています。その特性を、M-1はそのまま反映しているようです。
他のお笑い番組でもショートコントスタイルが主流になってしまってますが、ちょっとした「間」にこそ、話し手の個性があるのではないか・・・「間」こそ話芸の命とあらためて思いました。

プロフィール

加地良光の写真
名前
加地良光(かじりょうこう)
出身
東京
血液型/星座
B型 さそり座
趣味・特技
ディベート・歴史・中国古典

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