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2006年06月30日

センセイ方へ「住居費」これはこれ、それはそれ?ですか

 自民党の中川秀直政調会長が30日、消費税引き上げの時期を09年との見通しを金沢市で行われた講演で明らかにしました。税率は、これまで1~2%と主張しています。一方、自民党の税制調査会幹部はアップ率に異論を唱えており、5%上げ、あるいは3%上げと数字が出てきています。いずれにしろ、消費税を上げることは、当たり前のこととなっているようです。
 そんなニュースをテレビで見ていたところ、ふとサンデー毎日7月9日号のあるグラビア記事が目に飛び込んできました。東京・赤坂に建設中の衆議院議員宿舎・・・334億円かけた28階建て、82平方メートル間取り3LDK、300戸。共用会議室や応接室、クリーニング室、トレーニング室、保健室、それに駐車場・駐輪場という豪華施設で来年2月に完成予定とか。億ション級のこの住まいは、周辺同規模のマンション相場で月額30万円台ですが、センセイたちには、駐車場込みで7~8万円になるらしいということです。
 たしか、医療制度改革でも、改正介護保険法でも、入院・入所の高齢者から、住居費は原則自己負担として、年金からでもしっかり料金を取るようにしましたよね。どう説明できますか?

2006年06月29日

湯気の向こうの「うどん」「ラーメン」発祥地論争

 めん類が大好きな私はほぼ毎日、うどんやラーメンを食べています。 
 今日の日経夕刊「なるほどビジネスMap」では、めん類の消費量データが取り上げられていました。それによりますと、2005年の1世帯当たりの消費量を県庁所在地でみると、最も多いのが讃岐うどんで知られる香川県高松市で、年間消費量は57キロ、是は最も少ない熊本市の24キロの倍以上となります。福岡県はどうなのか気になるところですが、30から35キロ未満のところに分類されてましたから、さほほど多いというわけではないようです。
 消費量では一番でなくても、歴史は一番だという「めん類発祥地」として熱いのは福岡県です。まずは、うどん論争ー讃岐発祥説と博多発祥説があります。讃岐発祥説は804年に空海が唐から密教とともに技術を持つ帰ったというのに対して、博多発祥説は、1242年中国での修行を終え、博多に承天寺を開いた聖一国師が水車による製粉技術とともに伝えたというものです。また、ラーメン論争では、今から約340年前、中国・明から亡命してきた儒学者の朱瞬水が招かれた水戸藩の水戸光圀に作って献上したという記述からの「水戸発祥」説と、水戸に招かれる前に朱舜水の生活を支えた柳川藩の儒学者・安東省菴、そしてその藩主にも献上していたはずと「柳川発祥説」があります。
 各地の業界団体は、めん類を地域の食文化として位置付け消費の向上に知恵を絞っているようですが、歴史に見合う消費で論争の後押しをしたいですね。
 
    

2006年06月28日

「夢」と「縁」から働くことを考える

 若手社員の無気力が広がり、新入社員が長続きしないですぐやめる、ニート・フリーターが急増している・・・若者の職業観を育てることが求められています。そんな中開かれたキャリア教育サポート主催の学生向け講演会に出かけました。
 「しまった。夢がなかった。」7~8年前に行われた就職セミナーのパネルディスカッションで仕事についたときの夢を聞かれた石村萬盛堂の石村社長はそう思ったそうですが、「福岡を元気にしたい。」という福岡地所・榎本会長の答えを聞いて、石村社長は、東大卒業後、父親との約束を守って石村萬盛堂に入社。榎本社長のような「夢」を持たない自分は、なんとなくの「縁」で仕事に就いていたことをあらためて感じたそうです。
 しかし、「夢」と「縁」ときっかけは違っていても、その後、成功を遂げた共通点があったといいます。それは、「逃げなかった」といいます。石村社長は、日産のゴーン社長の学生との対談を聞いたときのことを引用しました。「ルノーに入ったときはどんな夢を持っていたか?」と聞かれたのに、「夢はない。目の前の仕事をひとつひとつやっていくうちに僕の使命を実感していった」との答えたゴーン社長・・・自分の「縁」から始まった仕事への思いを重ね合わせたそうです。
 就職活動をする学生さんは自分探しをしなければなりません。そのときに自分の欲望の中で、何をしたいのかを探るよりも、他人との関わりの中で、他人のために、もっと身近に両親のために・・・自分の命を、人生をどう役に立てたらよいのかを考えて欲しいとまとめていました。
 一所懸命の大事さを感じた時間でした。
 

2006年06月27日

「食育」を「おばあちゃんのおにぎり」から考える

 単独世帯の増加や女性の社会進出と社会情勢が変化する中で、朝食の欠食化や食のコンビニ化による栄養バランスの崩れが問題となっています。そこで、「食」の安全、「食」の選び方など、自ら「食」について考える習慣を身につけようというのが「食育」運動です。食事は基本だからと家族で朝食をしっかりとろう、この食材はどこの国から来たのか?添加物は?カロリーは?と私なりの「食育」を実践していたつもりでした。
 毎日新聞6月26日夕刊で『おばあちゃんのおにぎり』という記事に出会いました。青森県弘前市の山麓にある宿泊施設のおばあちゃん、癒しのおにぎりをにぎるという佐藤初女さん(84)の話でした。厚さ5センチを越す宿帳はありがとうという言葉にあふれているというほど多くの人が癒されにやってきます。「食べることができないのは心がつまっているから」「はしを運んでいる時にぱーっと表情が変わったの。食べ物をおいしいと思うと、心の扉が開くのよ」悩み苦しんで訪れる人たちが、おばあちゃんのおにぎりに「生」をとりもどしていくそうです。「食材には個性がある。収穫した時期も、調理する時の条件も異なります。画一的な数字でくくれるものじゃないの」と計量カップは使わずに、目分量で料理をつくるおばあちゃん、「食べることはね、その人の生き方が出ると思うの。食材の産地とか値段ばかり気にする人はね、人間関係でも相手の生まれや肩書きしかみないのではないかしら」と。
 自分の五感でしっかりと食事を味わいながら生きている(生かされている)時間を感じることが食事であり、その人それぞれの生き方の見直しが今問われていることが「食育」なのではないかと、この『おばあちゃんのおにぎり』から考えさせられました。
 

2006年06月26日

皇室報道と敬語問題

 小坂文部科学大臣が国会で、朝日新聞の皇室報道で異例の発言をしたことが話題になりました。
 朝日新聞の5月15日付で、天皇皇后両陛下が、皇居近くの北の丸公園をお忍びで散策されたことを伝えた記事を保利耕輔氏(無所属)が読み上げ、敬語が使われていなかったについての見解を質したときのことです。
 安部晋三官房長官は「ここで敬語を使わなければ、いったい誰に対して敬語を使うのか」と個人的な見解を述べ、さらに小坂大臣は「敬語の使い方が乱れているということで、敬語をしっかり学ばせるということ、それは日本語の美しさを伝えることにつながります。さらにそれは、愛国心にもつながっていくことだと思います。」と答弁しました。
 記事原文の一部を紹介すると、「両陛下は出かける際に同公園そばを通ることが多く、以前から公園内での散策を希望していたという」このような文章でした。これに対して、女性セブン6月29日号ではこの問題を取り上げ、杏林大学の金田一秀穂教授が敬語を使って書いた文章を併記していました。「両陛下にあらせられましては、お出けかけのみぎり同公園のそばを通ることが多く、以前から公園内でのご散策を希望していらっしゃったという」
 この号の女性セブンのグラビア記事「ロイヤルアルバム」では天皇・皇后両陛下東南アジア3カ国歴訪などを掲載していましたが、いつになく、記事のお言葉に力が入っているように思えました。

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