「ビッグイシュー」まもなく丸3年
海外一流の俳優・女優がカバーとなった「ニューズウイーク」タイプの雑誌を掲げ、路上で販売する人たち・・・ホームレスから自立しようと決心をした人たちです。長い不況、リストラなどから路上生活となった人は全国2万5000人といわれています。そうしたホームレスの人たちに自立への道をと活動が広がっているのが、ビッグイシューという雑誌の路上販売です。
登録されたホームレスの販売員が、雑誌を90円で仕入れて、200円で販売、110円が収入となります。(最初に元手として10冊が無料配布されます)ロンドンでスタートした活動は、世界30カ国にも及んでおり、日本では03年9月に大阪で始まりました。 たまたま出張先の大阪・阪急百貨店前で購入した雑誌は、ジョニー・デップのインタビューや、アフガニスタンでのアヘン生産事情、地球温暖化、ダイーバーであり女優の高木沙耶さんが語る海の魅力など・・・200円としては大変読みごたえのある内容でした。俳優・女優がインタビューに応じるのが、こうした活動の理解者としてのステイタスとなるからだそうです。
販売員は、同じところに立ち、交代で長時間販売することが約束となっており、販売の精神的・肉体的なつらさに我慢しながら、ホームレスから脱却しアパートを借りる、そして定職を求めてハローワークへとステップアップを目指します。ビッグイシュー日本の佐野代表は、これまで路上で横になっているホームレスを最も避けていた20代の女性が一番の購入者層になっていて、それが販売員の励みとなっていると話しています。まもなく丸3年となる日本での活動に、私は大変注目しています。(現在の販売場所ー大阪・神戸・京都。名古屋・東京・千葉・神奈川・青森・宮城・広島)












