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2006年09月30日

にぎわい再生「コンパクトシティ」

 今週の九州経済NOW特集では、「中心商店街再生のカギは?」をテーマに、青森市のまちづくり「コンパクトシティ」を取り上げました。
 コンパクトシティは、都市機能を郊外への分散から、すでに社会的なインフラが整っている中心市街地に商業・交通・文化・教育・医療・福祉などあらゆるものを集積させ、効率的なまちに再生しようという考え方です。
 10年前、全国の都市ではじめてコンンパクトシティを打ち出した青森市は、公共施設の再配置から行い、「街なか居住」を展開してきました。象徴的な開発ビル「アウガ」は、地下1階に「新鮮市場」、1階から4階は商業施設、5階から上は公共施設で、図書館を郊外から移転させるなどして、年間の入館者は約600万人、「アウガ」効果がまちににぎわいをもたらしています。また、借り上げ市営住宅を街なかに立て替えたり、居住エリアに高齢者向けマンションがそびえ立ち、人口集積がはかられています。職住が近接することで渋滞が解消され、交通弱者である高齢者が商店や公共施設を歩いて利用でき、無秩序な市街地拡大を防ぐ・・・さまざまな都市問題の解決策を提示しています。
 こうした市街地拡大にブレーキをかけながら、中心部にエネルギーを集めていくというコンセンサスは、04年に30億円という除排雪費用の増大する豪雪地帯ならではの事情が後押ししました。
 聞こえの良い「コンンパクトシティ」論は各地のまちづくりで言葉が踊りますが、こうした理解がきちんと得られるのか、「街なか居住」へのすみやかな推進ができるのか・・・さびれた中心商店街を助けるために居住者を集めていると考えてはいけないようです。

2006年09月29日

寺社町ネットから博多文化を発信

 お茶・うどん・そば・禅・・・博多は古代から大陸との交流窓口として発展しており、さまざまな文化の基点となっています。しかし、こうした博多の歴史や文化は、残念ながら市民の間に十分知られていないのが現状です。そこでNPO法人「博多の歴史と文化の寺社町ネット」が発足し、TVQもご近所の放送局として活動に参加することになりました。
 29日櫛田神社で行われた発会式では、水炊きの湯気が立ち上がる中、寺社町ネットの意義が確認され、寺社や地域が一体となった画期的な取り組みがスタートしました。歴史のあるというか、歴史を作られてきた寺社が、宗派の垣根を越えて、共通の目的をもって活動しようというのは珍しいことで、酒席をともにする機会もあまりないと聞きました。
 九州新幹線の全線開通で新しい博多駅ビルが出来上がる2011年には、博多のまちが大きく変わるとみられています。そんな動きにも呼応するように、新たな博多の文化発信が始まることは意義深く、わたしたちが出来ることは何か考えたいです。

2006年09月28日

靖国問題と儒教

 「儒教の国・中国では悪人は死んでも未来永劫悪人!絶対に許さない!!」ユニークな歴史感で人気の井沢元彦さんの著書『仏教・神道・儒教集中講座』の冒頭に写真がつけられています。中国・杭州の秦檜(しんかい)夫妻が後ろ手に縛られひざまずかされている像の写真です。宰相秦檜は、英雄の武将・岳飛(がくひ)を落とし入れて獄死させられます。私は去年この像がある岳飛廟に行きましたが、張り紙に「つばをはきかけないで」と書かれており、その像の頭を強くたたく人を何人も見かけました。
 井沢さんはこの例を取り上げ、忠義を重要な価値観とする儒教の国では、先祖崇拝も重なり、罪人は未来永劫罪人で、死者を尊敬することになるので葬ることは許されない、したがって、たとえどんな悪人であっても神仏と考える日本人の考えは理解されないと指摘しています。
 首脳会談の条件ともいわれる靖国参拝問題での安倍新総理の判断にあらためて注目しています。
※井沢元彦著『仏教・神道・儒教集中講義』(徳間書店)

2006年09月27日

音楽療法でトーク&コンサート

 映像表現に加え絶え間なく流れるBGM、音楽の力はテレビの番組制作で大いに利用されています。音楽により悲しい場面はより悲しく、楽しい場面はより楽しくと視聴者の皆さんの感情を増幅させる演出効果をもたらします。リラックスをしたいとき用のCDなど明確な目的で音楽を利用するものも身の周りで多く見られます。福岡市の手作り醤油の製造業者が、麹がよく発酵するようにと童謡を聞かせている
のを取材したこともありました。音楽のリズム・メロディ・ハーモニーに何か力があることを想像するのは難しいことではありません。
 こうした音楽の持つ力を意図的に心身機能の維持・回復に使おうというのが音楽療法といわれるもので、専門的な知識や技術を持っている人の音楽療法士という資格を持つ方も多くなってきました。
 私も実行委員をしています小郡音楽祭では、その音楽療法を体験できる、本間敬二さん(ピアニスト・ユニゾン代表取締役)・長 美奈子さん(音楽療法士)によるステージを行います。7日(土)午後6時30分から小郡市生涯学習センター、入場無料です。また、あわせて石橋美術館館長の平野 実さんの「私の人生と歌」のトーク&コンサートもあります。楽しみです!

2006年09月26日

ホークス3位 プレーオフで雪辱を 

 ソフトバンクホークスが日本ハムに敗れ、レギュラーシーズ3位が決まりました。
 札幌ドームの盛り上がりをみていると、勝利への選手と観客の一体感に圧倒されます。夏の高校野球からプロ野球へと・・・北海道のみなさんは大変な興奮の衣替えをしているようです。
 99年ダイエーホークスが優勝を遂げたときを思い出すと、マジックをひとつひとつ減らすとともに、福岡は盛り上がりの度合いを高め、まちの話題を独占。優勝が決まった試合、ワンアウトごと地鳴りがするスタジアム、王監督の胴上げ、歓喜の福岡のまち・・・本当にすごかったです。
 あまりにも勝つことが当たり前のように思ってしまっていたのか・・・。

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