舞台演出家の仕事
劇団ドリームカンパニーのミュージカル公演「フレンズ~宇宙にアナタがいるかぎり~」を先日、博多座で観ました。創立15周年という劇団の創立記念となる作品、壮大なスケールの芝居に、はじける元気なダンス、心を揺り動かす歌と・・・とても感激しました。
その演出を担当された松井和子さんに、舞台の演出というのは何をするのか?うかがいました。舞台は脚本に基づいて進行していますが、その中で舞台上の出演者のあらゆる動作をチェックしているとのこと。とくに、素晴らしいダンスを披露している間、スポットライトの当たらない役者さんが何をしているのか?ライトが当たらないときに気を抜いてしまっていることはないか、また意識しすぎて過剰に動いて展開されているストーリーを壊してしまうことはないか・・・。舞台上の一人一人が、演じている役者さんとの関係を舞台の中でしっかりと捉えようという意識が徹底されているかどうかが大切だと話されていました。
企業をはじめ、あらゆる組織でも中央で活躍する人は自然と目がいきますが、スポットライトが当たっていない人をどう見るかのか?全体を見て的確な指示をだせる組織の名演出家はなかなかいないものです。