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2007年01月21日

新料金システムーオアシス・マキの挑戦

 今、人気のピラティススタジオ。いち早くピラティスの可能性を感じた真木秀行社長は福岡市の天神・大名にピラティススタジオを開設、九州5スタジオ・7教室からこの1月に銀座へ進出しました。関東でも有数の規模と施設をもつ銀座を拠点に一気に全国展開をと目指しています。
 この成功は真木社長にとって経営するフィットネスクラブの運営に影響を与えました。もともと住宅の設計・施工・インテリアを専門とするマキハウスが、スイミングスクールやスポーツクラブを影響継承して関連会社を立ち上げたことが始まりでした。アスリート出身でない真木社長の視点は従来のフィットネス業界の経営に一石を投じることになります。
 フィットネスの経営は大体月1万円など固定会費でいろいろなサービスを原則無料で利用できるシステムとなっています。ところが、会員の7~8割は週1回でしか利用をしません。しだいに、会費は割高と感じられるようになり、脱会していきます。そこで、新規会員を募集、期間限定の割引あり・・・と広告費を投じながらの経営体力勝負となっていきます。施設側から考えると、会費を払ってくれて、施設をあまり利用しない客は、利益の上がる経営上都合の良い客で、頻繁に利用する客はコストのかかる客という矛盾が生じ、来ないことを前提とした経営となっていました。
 真木社長はピラティススタジオの成功で、きちんとしたサービスを提供すれば顧客は対価を喜んで払ってくれるという自信を得たといいます。そこで、運営するフィットネスクラブの料金で、月会費を低額にして、利用料500円、利用券やスクール制度でのプログラムなどを組み合わせるものに変えました。
 これまで頻繁に通ってくれている人に多く負担を強いることになり、説明するスタッフには苦労があったといいます。しかし、利用者を増やさないと儲からないシステムにしたから、利用者本位の目線でサービス提供をと考えるようにしていったといいます。たとえば、ジムに行くと、オレンジとクロのシャツを着ているスタッフがいます。オレンジは、器具の取り扱いなどを説明し、利用者がスムーズに運動できるよう手助けするスタッフ。そしてクロは背中にプロフェッショナルとプリントされていますが、専門性を持ったトレーナーと一目でわかるようにしています。  
 大手の攻勢にオアシス・マキの挑戦がどう結果に結びつくのか?注目しています。

2007年01月20日

福岡発元気フィットネス ビーライン

 9種類の油圧フィットネスマシンの筋トレと、その間ごとに置かれたジョギングボードでの有酸素運動、軽快なリズムが鳴り響き、40秒ごとの合図で隣に移動。合わせて18セットで720秒(12分)、休みなく2周すると24分、着替え時間も入れて30分、これがコンビニフットネスのシステムです。
 福岡市南区に本社を置きビーラインをチェーン展開している日本パートナーズシステムは、03年10月に小笹に1号店をオープンしてから、現在九州・関東など86店舗に拡大しています。
 成功の秘訣は、女性専用・低料金・短時間。あえて鏡をつけず、自分が運動するときの悪い姿を見なくて済むし、女性限定なので化粧に気を遣う必要がない…末光社長は運動をしたい20%の人でなく、していない80%をターゲットにしていると話しています。
 35坪程度のオフィススペースに、加盟金・フットネス機器・コンピュータ・などで約600万円の初期投資に、毎月ロイヤリティが3万5000円で1~2人で運営できると、敷居の低さが拡大に拍車をかけており、2-3年で300店舗を目指しているといいます。 
 

2007年01月19日

生活習慣病予防がビッグビジネスチャンス?

 昨年6月成立した「医療改革法」で、来年4月から特定検診・特定保健指導の実施が義務付けられます。被用者保険と国保の各保険者に、40歳以上75歳未満の加入者(保険加入者とその家族)を対象に「内臓脂肪症候群」など「生活習慣病」に特化したものです。
 国民医療費の3割ともなっている生活習慣病を予防して、医療費削減を狙おうというものです。各保険者の責任で、発病しないように、状態が悪くならないように、加入者の管理が求められます。
 「一に運動、二に食事、しっかり禁煙、最後にクスリ」厚生労働省は大健康キャンペーンを展開していきます。自分のことだから放っておいてとばかりいえないのが、実績による保険者へのペナルティがあること。各保険者には、検診の「受診率」や保健指導の「実施率」、内臓脂肪症候群の有病者・予備軍の「減少率」などの指標と、数値目標に向けた取り組みも義務付けられたため、その実績に対して新たに高齢者医療制度への「支援金」を割り増しで拠出させられることになります。
 1月27日に「健康」をテーマにした九州経済NOWでの特集をします。放送を前に、福岡を舞台にした関連ビジネスについて取材レポをここで書きます。

2007年01月18日

北九州市長選で公開討論会

 2月4日投開票の北九州市長選を前にした立候補予定者による公開討論会が行われました。
 今回の選挙でまず問われるのは、末吉市政の「継承」か「転換」か?元国土交通局長の柴田高博氏は、工業都市から多角的産業へとの都市の性格を変えてきて次の時代への財産・基盤を残したと評価。元衆議院議員の北橋健治氏は、市民の気持ちはもうハコモノはいらない、橋はいらない、ハード中心の税金投入を換えると批判。元北九州市立大教授の三輪俊和氏は大型公共投資優先政策で経済停滞が起こり、結果、暮らしや市民の権利に影響を与えたと厳しい評価をしました。
 とは言っても、配布されたそれぞれのマニフェストを何回か読んでもその政策の明確な違いは見えにくいというのが正直な感想です。公開討論会の良いところは、それぞれが他の方の考えを聞くことができるところにあります。その違いをどう捕らえて自論の特徴をアピールしていくのか・・・争点はマスコミが無理やり作るのではなく、それぞれが示していくような論戦を期待したいです。
 告示は21日、九州経済NOWでは20日に北九州市の課題と対応策について取り上げます。

2007年01月13日

ロイヤル九州 佐々木社長が掲げる「創造」

 ロイヤル九州佐々木徳久社長が九州経済NOWにご出演、今年のキーワードは「創造」、創業の江頭匡一氏が掲げた理念『地域になくてはならない店』の原点に立ち返るため、社員一人一人が店を創造していく気持ちが必要と話しました。
 米軍キャンプの料理人をつとめた経験を持つ江頭匡一氏は九州の空港にレストランを相次いで出店、飲食業の確立を目指し、大阪万博でプレイク、セントラルキッチンの調理方法を開発するなどロイヤルは外食産業の歴史を作って来ました。
 佐々木社長は、ロイヤルが分社化を実施したことで地域のニーズをスピードをもって対応していくことができることの重要性を強調、新業態をさらに広げていく意欲も示しました。ロイヤルでは、ロイヤルホストは車に例えるとカローラ、ロングセラーも必要だが、新たにさまざまな時代のニーズに応えるモデルも生み出していかないといけないと説明していました。
 ロイヤルは、偉大な創業者の作り上げてきたものがあるからこそ、それをしっかりと同じロゴの下、均一の食材で、スケールメリットを前面にロイヤルホストのファミレスを展開してきました。しかし、偉大であればこそ、そこから抜け出して、新しいものを作り出すことの発想を怠ってきたことも否定できないでしょう・・・「創造」によって、顧客の求めるものを提供していくという創業者を引き継いだ熱い気持ちが、形となって現われてきています。

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