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2007年02月08日

柳川御花 新たな100年へ

 一昨年3月20日の福岡県西方沖地震と、その余震で損傷した国指定名勝松濤園(しょうとうえん)の西洋館、御居間、石塀などほぼ復旧し、あすから公開されます。
 柳川御花は旧柳川藩主の別邸で、少なくても元文3年(1738年)には、藩主の生活空間として使用されていました。現在の敷地内にある建物、庭園の大部分は、明治時代の終わりごろに立花家14代寛治氏によって新築されたものです。
 修理事業費は約2億円(補助金と御花で半額)がかけられ、古い写真などを参考にしながら、できる限り原状回復を目指したということです。一民間の料亭旅館としてというよりも、文化財の保存という大きな責任の中で修理事業に臨んだという立花民雄社長は、これから百年は使い続けたいと話していました。
 大名家ゆかりの方がしっかりとその土地に残り、歴史を伝承していくことは大変な苦労があると想像します。文化財の保存の後、さらなる活用を地域でもっと知恵を出し合わないといけないでしょう。
 5月29日には薪能が行われます。重要無形文化財総合指定の梅若六郎さんは、記者会見で「能はもともと自然の中で行われたもので、御花松濤園水上特設舞台の薪能はまさに自然と一体となるすばらしい舞台」と話されていました。
御花 0944(73)2189
 

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