「命のメッシージ」旭山動物園長が語る
夏休み、お子さんと動物園へとお出かけになった方も多いのではないですか?
日本最北の動物園、動物たちの自然な生態が見られることで国内外から多くの来園者を集めている、旭山(あさひやま)動物園の小菅正夫(こすげまさお)園長が語る『命のメッセージ』という本を読みました。
46億年の地球の歴史の中で、38億年前に奇跡のように生命が誕生し、それがまた奇跡のように受け継がれてきた中で、小菅園長は人間は生きる意味を考えがちといいます。動物は生きがいを求めたりせず、命の入れ物としての責任を十分にわかって、命に忠実に生きているのが動物だといいます。
「人間だけを見ていれば、命をつなぐことを当たり前と思わなくなります。動物をずっと見ていてください。人間のほうがおかしいと思うようになりますよ。動物園にいる動物がすごいと思うのは、命ある限り、命だけを見て生きているということです。人間には到底でいないことを、動物は平気でやっているのです。」
現代生活の中で「命をつなぐ」ことの大切さが失われていますね。
『旭山動物園園長が語る命のメッセージ』(竹書房 2005年)