新聞は今…西日大森久留米総局長に聞く
今、どの新聞にも訂正・おわびが多い、リストラの中、校閲強化の動きもあるー西日本新聞の大森伸昭久留米総局長のお話を聞きました。
大森久留米総局長は、文化部次長時代は、月1回の科学面で、台風のメカニズムや恐竜化石の発掘法などわかりやすく解説され好評、編集センターの部次長で、1面から社会面・運動面など紙面づくりに取り組まれており、現在は、久留米市の六ツ門大学で時事問題を講演されたり、筑後川シンポジウムでのパネリストや、久留米市の障害者フォーラム、柳川の安全まちづくりシンポのコーディネーターと大活躍です。
「新聞は今」というご講演の中で、大森総局長は、どの新聞を見ても、最近、おわびや訂正が多くなっているという話をされました。今、新聞記者は、人員削減や作業効率アップのため、取材先から直接ネットを使って直接原稿をデスクに送ってくるシステムを取っています。そうした中で、しだいにデスクと会話をしなくてもすむ、顔を合わせなくてもすむようになっているといいます。そのことにより、記者の思い込みなどによる誤りを見抜けず、デスクをパスしてしまうことが出てきているといいます。
少子高齢化により、人口減少、さらに若い人の新聞離れ、伴侶を亡くした老夫婦も新聞を読まなくなる…と発行部数・広告収入が減少傾向にあるそうです。厳しい状況下でリストラを進めているけど、校閲については強化してもいいのではないかという動きさえ出ているといいます。
人と人が顔を合わせ言葉を交わす時間の大切さ…のりしろとなるほんの少しの余裕がいろんな仕事でも求められているようですね。