国際6都市での勉強の効用
「一流の会社に入るために」「会社や役所に入ってえらくなる(出世する)ため」「お金持ちになるために」で勉強が役に立つという回答が少なく、勉強を出世や収入などの社会的な成功の手段と考える傾向が他の都市の小学生よりも弱いーBenesse教育開発センターでは、東京の小学5年生を対象にした学習に関する意識・実態調査を実施し、ソウル・北京・ヘルシンキ・ロンドン・ワシントンDCの結果と比較しました。
その結果わかったことは、以下の通りでした。学校以外の学習時間は、東アジア3都市は長いのに対して、欧米3都市は短く、学校の宿題が中心であること。ただ、東京は「30分」「1時間」という短い層と、「3時間30分以上」という長い層の二極に分かれているのが特徴でした。いずれの都市でも、勉強がさまざまなことに「役立つ」と考えていますが、「役に立つ」と考えている割合は、ほとんどの項目で東京がもっとも低いこと。また、自分の成績について、上にである割合は、東京が最も少なく22.3%、続いてソウル29.9%、北京34.8%、ヘルシンキ40.3%、ロンドン43.2%、ワシントンDC54.9%という結果でした。
日本の子どもは、長い時間を学習に費やしているようですが、2極分化しており、学習が役に立つという意識や成績の自己評価が低いのも課題とされます。
学校の評定に、各教科で意欲、関心・意欲・態度がありますが、生徒への評定というよりも、教諭側の目標と読みかえる必要があるかもしれません。
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