九州の食の可能性は一人っ子政策が突破口
自分はそんなに贅沢はあまりしません。何でも贅沢は娘のため。一人っ子ですから大切にしています。一人っ子だから娘はわがままです。-上海で日本人向けのツアーガイドをしている張さんは、日本円にして月収は8万円から10万円くらい、上海での平均月収は約5万円くらいというので、中の上というくらいの稼ぎです。そんな張さんは、百貨店で、一人娘のためにと、1個1000円ほどする青森のりんごを買います。
上海の百貨店では、日本産の食品を多く見かけます。牛乳・ヨーグルト・お菓子・ラーメン、そして調味料、五島産の塩もありました。安全・安心も上海でも、食品販売のキャッチフレーズとなっているようで、日本産はそれ自体ブランド力を持ちます。
富裕層を狙っての高価格の日本商品は、一人っ子政策から28年、張さんのような子どものために・・・という中間層にもターゲットを広げています。
しかし、張さんはこう言います。「中国人は高い商品がいい商品と思っています。安いと売れません。ほかの人が持ってないもの、食べたことがないものを欲しいのです」
かつての日本もこんな時期があったのでしょう・・・が、日本の食品の安全・安心の追求を理解するようになったら、中国での市場は無限に広がる可能性がありそうです。