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2008年10月12日

割りばしの美!?池坊青年部もったいないプロジェクト

「もともと木からできているので、その命をそのまま表現したものです」集められた割りばしが20000本超、みごとに輪ゴムでつながれた珍しい生け花作品の数々が福岡・天神岩田屋に飾られていました。秋の恒例「いけばなの根源池坊展 福岡花展」に出かけました。華道家元45世池坊専永の竹を使った自由花の超大作や、次期家元池坊由紀のツルウメモドキが美しい立花新風体をはじめ、九州各地の華道人の出瓶でひとときの時間を楽しみました。
その中で目を引いたのは、華道・池坊青年部が全国で展開している「もったいないプロジェクト」。使われた割りばしで作品を作り、展示後、堆肥に戻すというエコ企画です。生け花の美しさとは違った、植物の美しさ、また割りばしを集めた多くの人、作品を作った多くの人の気持ちが伝わる感動がありました。


2008年10月11日

あれから2年、本当の解決をー森啓祐君の思い

「見てみないことにはわからない」父順二さん、母美加さんは、あれから2年の時間が経つにもかかわらず、自分の子どもに一体に何があったのかを知ることができません。
福岡県筑前町で06年10月11日、当時中学2年の森啓祐君がいじめを苦に自殺した問題で、福岡法務局が去年11月、ご両親にほとんど黒塗りとなった調査記録を開示しました。これに、不服申し立てをしていましたが、法務省は、調査記録の開示範囲を拡大して公開することを遺族側に通知しました。
今回どこまでの記録が開示されるのかわかりませんが、ご両親の「見てみないことには・・・」という言葉には、求めても、求めても事実を知ることができなかった大きな壁がまた・・・という気持ちがあるのでしょう。
私たちはあらためて自分の立場を置き換えて考える想像力を持たないといけないと思います。自分の子どもがいじめで不幸なことになってしまった。しかし、なぜそこに向かってしまったのかを知ることができない。調査した内容があっても知ることができない。それで自分の子どもの不幸を納得できますか?気持ちを飲み込むことができますか?
小出しの開示はやめてすべてを伝えるべきです。そうして、はじめてこの問題に向き合えることになります。闇の中に真実を隠そうとすることが、次の不幸を生むことにつながると思います。

啓祐君の小学校の卒業文集には、自分が2年生のとき6年生にやさしくしてもらったことを書き、自分も下の人にやさしくして、その下の人たちもやさしくしてくれたらいい、そして、自分がやさしくすることを忘れた時には、やさしくされたことをもう一度、思い出そうと記しています。やさしい気持ちの広がる学校、社会へ、啓祐君のメッセージを再度読み直しました。

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