コスチューム・ジュエリー ミリアム・ハスケルの美しさ
コスチューム・ジュエリーとは、衣服に合わせて身につけ、その服とジュエリーと装っている本人がもっとも美しく調和するようにつくられ、おもに模造宝石が用いられますが、本物の宝石以上にすばらしい存在感をもって、私たちを魅了するアクセサリーのこと 「渡辺マリのミリアム・ハスケルコレクション」
コスチューム・ジュエリーの女王といわれるミリアム・ハスケルのコレクションが、今、北九州小倉北区の
ギャラリーやすこうちで行われています。
そもそもコスチューム・ジュエリーとは?というと、貴金属や宝石以外から作られたデザイン性豊かなジュエリーのことで、いわゆるアクセサリーと日本では同意で、最近この言葉が使われ始めたといいます。
1930年代、ハリウッド女優がこぞって身にまとい、スターがデザイナーなどと提携することで、多くのジュエリーの形を世に生み出しました。
その中の一人、ミリアム・ハスケルの展示を、コレテクターの日本第一人者の渡辺マリさんのご説明で見させてもらいました。2連のチョーカータイプのアクセサリーをクラスプの位置を変えてアクセントに工夫をしたり、ロングネックレスとして使ったりと、さまざま楽しみ方ができることや、ビーズの巧みな組み合わせでできているブローチなど、その美しさに見入ってしまいました。その中でも、シュミレーションパールは、ガラス玉に魚の鱗やセルロースなどを重ね塗りしたというもので、本物のパールとは違う独特の表情を出していました。ミリアム・ハスケルが試行錯誤の中、パールといえば日本ということで、日本の工場で作らせたものとのことでした。
ファインジュエリーはどうしてもジュエリーが主役となってしまうと思うのは庶民的な感覚でしょうが、コスチューム・ジュエリーは、その中でも人を主役として引き立てるほんの少しの謙虚さに身近さを、高価ではありますが、なんとなく感じました。
アンティーク・ジュエリー展は、なんでも鑑定団の安河内鑑定士が、渡辺マリさんに依頼したことで開催されています。期間は15日まで、ギャラリーやすこうち(北九州市小倉北区大手町3-1 093-562-0048)で開催。