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2009年01月06日

患者の権利オンブズマンが創立10周年

あなたの苦情が医療を変えるー1999年6月「苦情から学ぶ医療・福祉を目指して」をスローガンに掲げ、患者の権利を促進する市民団体としてNPO法人患者の権利オンブズマンが福岡で誕生しました。
医療を取り巻く環境は近年大きく変わり、今でこそさまざまな医療問題に患者側からだけでなく、医療機関側からも正面から見据えるようになりましたが、設立の動きは大変な圧力があったことは容易に想像できます。
「患者が自己の権利が尊重されていないと感じる場合は、苦情申立ができなければならない」「患者は、自己の苦情について、徹底的に、公正に、効果的に、そして迅速に調査され、処理され、その結果について情報を提供される権利を有する」WHO世界保健機構ヨーロッパ会議が患者の苦情調査申立権の宣言を日本版に導入した活動でした。専門的な知識がなく弱い立場の患者に光が当てられ、その活動は全国へと結ぶ手を広げていきました。
医療の安全をめぐっては、患者の救済や再発防止のためのしくみづくりが大事です。一方で、医療機関側が増える医療訴訟にを心配するあまり、患者にとって本当に良い医療環境が損なわれていることも懸念されます。
患者と医療機関との間に立ち、双方が理解し合える場の提供を今後さらに患者の権利オンブズマンの活動に期待したいです。
患者の権利オンブズマン講演会
「患者本位の医療再生を目指してー許されんばい!いのちの格差社会」
2月22日(日)13時から福岡県教育会館(箱崎宮駅そば) 
講師 本田宏さん(済生会栗橋病院副院長・医療制度研究会副理事長)
有料
問い合わせ 092(643)7579

2009年01月05日

ローカル放送局の生き残りカギは「職業的倫理観」

「放送局は土壇場を迎えている」仕事始めでのTVQ社長の年頭挨拶は、某放送局社長の言葉を引用してのものでした。土壇場とは土を持って築いた壇の場所で、江戸時代は斬首刑の刑場のことを指しましたが、まさに放送局はそんな死と向き合ったぎりぎりの場面にまで来ているとの認識です。
09年3月期連結決算の純損益は、テレビ東京が赤字転落を見込んでいるほか、在京キー局4社が減益を予想しています。多額のデジタル投資を強いられたローカル放送局各局が厳しい状況にあるということは、想像に難しくありません。
であるからこそ「メディアとしての公共性・公益性を担保しながら、他方で市場競争のなかでの事業展開を図っていく。そのバランスを上手く取っていくことがメディア経営者に求められている」と上智大学の音好宏教授は著書で述べています。
さらに、音教授は、ジャーナリズム・スクールで学んで現場に入るアメリカのジャーナリストと比較して、日本のメディアでは「何がプロで何がアマチュアなのかが、ジャーナリストたち自身も、意識しないまま、日々の仕事をこないしているのではないか」とプロの職業人としてのぶれの危険性について触れ、「読者・視聴者から、新聞や放送の公共性に対する一定の信頼性は存在してきた。だからこそ、ライブドアの堀江氏はそのブランド力を欲したのである。この信頼性を支えているのはマスメディアの現場におけるディレクター、ジャーナリストとしての職業的倫理(プロフェッショナリズム)である。」と、この職業的な倫理観の意識を高めることこそ、緊急に求められると指摘しています。
今こそ本物かどうか問われている、身を引き締める仕事始めの1日でした。
『放送メディアの現代的展開』(ニューメディア)音好宏著より
デジタル時代の放送局のあり方が俯瞰できる本です

2009年01月04日

「未病」の警告

正月ということで酒を飲み、おせちを食べる、さらに、おせちに飽きたといっては、焼肉、ラーメンと暴飲暴食の後悔を始めているころ・・・?
最近よく「未病」という言葉を目にします。東洋医学で使われる言葉「未病」は、まだ病気にはなっていない状態であるけれども、体の疲れや冷え、頭痛、胃腸の不調など何らかの継続した自覚症状がある状態のことを示すもので、体が発している表面的な信号=警告です。日常のストレスなどで体のセンサーが破壊されていく中で、体自身が危険な状態をなるべく早く食い止めようと気づかせてくれる良い病気の状態といえます。2000年以上前の中国の現存する最古の医学書書物『黄帝内経素問』(こうていだいけいそもん)の中に「聖人は未病を治す」と書かれていて、予防の重要性が既に認識されていたことがわかります。
「未病」は薬など対症的な処置をしても、結局、形を変えて顔を出してきます。忙しさのあまり「未病」さえも受け止めないでいると・・・。毎日の生活のあり様と何を口にするかということにも少しは意識しないといけないなあと、暴飲暴食の箸をおきました。

本多勝一著『はるかなる東洋医学へ』(朝日新聞社)を読んで

2009年01月03日

勇壮な祭「玉せせり」に感激

勢い水を浴びながら勇壮に玉を奪い合う競り子の姿に、5万人の参拝客が見入っていました。
宇佐、石清水両宮とともに日本三大八幡宮に数えられる筥崎宮では、伝統行事の玉取祭「玉せせり」が3日、行われました。
午後1時に陰陽の2つの木製の玉が洗い清められました。まずはお神酒がかけられ、そしてぬるま湯につけて稲たわしで丁寧に洗われます。そして、菜種油で清められました。250mほど離れた玉取恵比寿神社に運ばれ、「玉せせり」が始まります。
この行事はおよそ500年前の室町時代に始められたといわれ、陽の玉(直径28cm重さ約8キロ)に触れると幸運が授かるとのことから、競って玉に触れようとするうちに、衣服がじゃまとなり、しだいに締め込み姿の男衆が玉を奪い合いながら運ぶようになったといいます。(陰と陽の玉を比べると、明らかに陽の玉が小さく、これは奪い合いの長い歴史があるからとのこと)
玉を待ち構える本殿には、5万人の参拝客が集まり、アマチュアカメラマンが最前列を陣取り、勇壮な姿をとららえようとカメラを向けていました。(用意の良い方は、勢い水がかかることを想定して合羽をかぶっていました。)
玉を奪い合う男衆は、競り子といわれ、住む地域によって「陸組(おかぐみ)」と「浜組」に分かれ、本殿で待つ神職に玉を渡すのが陸組なら五穀豊穣、浜組なら大漁とおめでたい占いになっています。今年は陸組が勝ち、豊作が約束されました。
1時間ほどの行事に感激しながら見入っていました。

2009年01月02日

景気の「元気」を感じる初売り

福袋を求める買い物客でにぎわう岩田屋の初売り、ものを買う楽しみを我慢していたように、その気持ちを爆発させているように見えました。
九州の多くの百貨店や専門店で、新春の初売りがありました。このうち岩田屋では30分早めた開店と同時にお目当ての売り場に客が一直線、どの売り場でも行列ができていました。フロアには買い物袋をいくつも手にぶら下げた人や、店の外では携帯電話で連絡を取り合いながら、次はあそこの店へ・・・といった家族か友だちかとの連携での初売り攻略に走り回る人の姿を見かけました。
金融ショックによる景気の冷え込みが厳しい中、さまざまな経済政策が打ち出されていますが、マスコミからも出されるニュースは暗いものばかり・・・今年の売上げがどうでるかはわかりませんが、こうした初売りの元気こそ、景気の「気」の流れが変わるきっかけになるのではないかと思いました。さらに、ニュースを伝える側こそ、こうした「気」を受けることが大事だとも思いました。

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