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京都妙心寺展ー禅文化の粋

開山無相大師六五〇年遠諱記念特別展「京都妙心寺 禅の至宝と九州・琉球」の開会式が九州国立博物館でありました。
大本山妙心寺は、建武4年1337年に花園法皇が無相大師を開山に迎え、京都・洛西に離宮を禅寺にあらためたのが始まりです。その後、公家や武家などさまざまな階層から帰依と庇護を受けて隆盛し、臨済宗諸派最大となりました。
2009年は、妙心寺開山・無相大師の650年遠諱大法要が営まれました。これを機会に大本山妙心寺と塔頭寺院、そして九州・沖縄からも所蔵品の数々を展示し、6世紀半以上の歴史を有する妙心寺派の禅文化と歴史を紹介しようというものです。
私が面白いと思ったのが、退蔵院の国宝に指定されている『瓢鮎図』。この絵は山水画の始祖といわれている如拙が、足利義持の命により描いた現存する作品の中で最高傑作といわれています。
「ただでさえ捕まえにくい鯰を、こともあろうに瓢箪で捕まえようとする。」この矛盾をどう解決するかという禅問答の画に、将軍義持は当時の京都五山の禅僧31人に参詩を書かせ、高僧連が頭をひねった回答を連ねています。
『瓢箪で鮎を押さえつけるとは、なかなかうまいやり方だ。もっとうまくやろうなら、瓢箪に油をぬっておくがよい』
『瓢箪でおさえた鮎でもって、吸い物を作ろう。ご飯がなけりゃ、砂でもすくって炊こうではないか。』
会場には禅問答など禅文化理解のカードが置かれていて、家族連れで楽しめる内容となています。妙心寺派の福岡市・聖福寺や久留米市・梅林寺をはじめ沖縄からも出展が九州国立博物館ならではのこだわりで、国宝4件、重要文化財35件を含む計124件が公開され、期間中5回の展示替えがあります。
「京都妙心寺 禅の至宝と九州・琉球」は九州国立博物で2月28日まで開催です。

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プロフィール

加地良光の写真
名前
加地良光(かじりょうこう)
出身
東京
血液型/星座
B型 さそり座
趣味・特技
ディベート・歴史・中国古典

2010年08月

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