14世紀半ばの高麗末期。元の内政干渉と収奪に苦しむ中、最高の吉地である紫微垣局の出現を知らせるお告げがあった。 
書雲観の風水師モク・トンニュンは、苦労の末に紫微垣局の場所を発見するが、そこは50年後の大王のために準備された場所だった。
トンニュンは紫微垣局の場所を隠し通したまま幽閉されるが、第31代王・恭愍王は紫微垣局を見つけて元に対抗する力を得るため、トンニュンが好意を寄せていたワン・ヨンジを利用する。
ヨンジの説得で紫微垣局の場所に向かうトンニュンだが、その途中でヨンジと共に逃亡を図り、ヨンジはトンニュンの子を宿す。
ヨンジは偽の紫微垣局をコンミン王に差し出してトンニュンの命を救い、事実を知ったイ・イニムの妻となる道を選ぶ。
イ・イニムと情を通じていた国巫のスリョンゲは、生まれた息子のイ・ジョングンをヨンジに引き取らせ、ヨンジが生んだモク・チサンは、トンニュンが無事に引き取って育てた。
成長したチサンは、ある時、パニャという娘を役人から助け、王が誕生する吉祥の地とは知らずに、パニャの母親の遺骨を埋葬する。
その頃、興王寺でコンミン王の命を狙う反乱が起こるが、チサンがその密談を聞きつけ、妓楼にいたイ・ソンゲに知らせる。
イ・イニムは、秘密を知ったチサンを始末しようとするが、チサンの父親がトンニュンだということを知って、紫微垣局の場所を訊き出そうとする。
トンニュンは紫微垣局を守るため、親友でソウングァンの教授ユン・ヒョミョンに、自分を殺すよう頼む。
トンニュンに危害を加えたと知ったヨンジは、イ・イニムとの離婚を決意。その後、王を欺いた罪が発覚し、幽閉されてしまう。
月日は流れ、大人になったチサンは、母親の残した指輪の模様の意味を探るため、身分を偽ってソウングァンに出入りし、そこでユン・ヒョミョンの娘、ユン・ヘインと出会う。
やがてチサンは、国運が衰えた高麗に代わって、この地に新たな国家が誕生することを予言し、その新たな国の主がイ・ソンゲであることを悟る。
武将として名を馳せていたイ・ソンゲは、塗炭の苦しみにあえぐ民を救うためには、今の高麗を倒すしかないと決意し、チサンらに支えられながら、王となる道を歩んでゆく。


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