2017年1月20日(金)第10話

マルノは江戸に出て商売をしようと考えていたが、近々江戸に朝鮮通信使が来ると聞いたファイは自分も行くと言い出す。しかし、女は通行証がないと江戸へは入れず、男装がバレたら即座に処刑となってしまう。江戸に行けば朝鮮に帰れると思ったファイは、危険を承知で江戸へ行くことにする。その頃、朝鮮では光海君が火薬の製造に全力を注いでいたが、硫黄が品薄で手に入らない。そこでジュウォンに、倭国で硫黄の闇取引をするよう命じる。通信使として江戸に到着したジュウォンは早速、硫黄職人を調べさせる。酒場で待っていたジュウォンはゴロツキに絡まれてしまうが、店に居合わせたファイの助けで難を逃れる。ジュウォンが朝鮮通信使だと知ったファイは、彼に名前を尋ねるのだが…
 


2017年1月19日(木)第9話

光海君はドッキョンに先王毒殺の件を知らせたのはナム・サゴの予言を教えてきた者だと知り説得を試みるが、ドッキョンの信念は変わることはなかった。やむを得ずドッキョンを始末するよう命じる。ある日、ジュウォンは、王の行列の前に立ちはだかり光海君に「あなたには王の資格がない」と怒りをぶちまける。月日が流れ、火の子供という意味の「ファイ」と名を変えた貞明公主は長崎の硫黄鉱山で生き延び、鉱主からも頼られる存在になる。鉱山で火山の噴火が起きた日、精錬後の硫黄に不純物が混じっていることが発覚し、朝鮮からの商人と闇取引の約束をしていたマルノは慌てるが、ファイの助言により危機を脱する。しかし、硫黄のことをまるで知らない朝鮮の商人を不審に思うのだが…
 


2017年1月18日(水)第8話

ドッキョンの家を訪れた光海君は宣祖の検死日誌を発見する。なぜ先王の検死日誌を持っているのかを問うと、ドッキョンは、王様の指示で先王は毒殺され、また毒を盛った者の体にはその痕が残っていると答える。光海君は、ゲシの腕に毒を盛った痕を見つけ驚愕する。すべてを知られたゲシは、毒殺の証拠を消し去るためには、自分とイチョムは自害し、ドッキョンを始末するしかないと願い出る。一方、貞明公主はマルノに女であることを気づかれ遊郭に行かされそうになったため、自分は朝鮮の公主だと明かすも一笑に付される。マルノから、大君と公主は王に殺されたと聞かされ絶望し、ジャギョンに自分を殺してくれと頼む。
 


2017年1月17日(火)第7話

キム・ゲシが貞明公主と永昌大君を殺すように指示したという言葉に逆上する光海君。ゲシに向かって刀を揺り上げた時、遠くから爆発音が聞こえる。火の手が上がった場所に駆け付けた光海君は激しく炎上する船を目にし、貞明公主の死を思い、その場で泣き崩れる。数日後、永昌大君も流刑地で亡くなったという知らせが届き、二人の死は事故として処理される。一方、永昌大君まで殺されたことを知った仁穆大妃は光海君への復讐を誓う。一人だけ小舟に乗って逃げた貞明公主は、奴隷船に拾われ倭国に到着。男として硫黄鉱山に売られる。奴隷の親分格のジャギョンは、朝鮮での自分は忘れろと貞明公主に忠告するが…


2017年1月16日(月)第6話

ある日、矢文が刺さった羊の死骸が玉座の上に吊るされていた。矢文には「今の国王は王座の真の主ではない」という一文と共に、ナム・サゴの予言書があることを知らせるものだった。仁穆大妃は予言の言葉を思い出し、「この世の真の主」が貞明公主のことだと気づく。そして、光海君たちに知られる前に、貞明公主を王宮から逃がすのだった。同じ頃、ドッキョンは医官から先王は毒殺されたと聞かされ、光海君が毒を盛ったのではないかと疑念を抱く。片や光海君は、予言書の存在を知らせてきたのは誰なのかを考えていたが、犯人は王座さえも揺るがすことのできる者ではないかと思い始める。


 



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