1950年代ソウル。ポン漢方医院の院長ポン・ムリョンは40歳を過ぎてやっと娘グモクを授かる。しかし朝鮮戦争の混乱の中、販売員ギジンの策略によりグモクはギジンの娘とすり替えられてしまう!戦況が落ち着き、避難していた2人の娘はギジンと共にソウルへと帰郷。ギジンの娘はグモクとして裕福な家庭へ、一方すり替えられたポン院長の本当の娘グモクは貧しい家庭に送られ、食事もろくに与えられずにいた。そんな時、目の前に500年物の山参<サンサム>を見つけたグモク。それは貧しい生活から抜け出すための希望の品だったのだが、何も知らないグモクは無我夢中で平らげてしまう。そしてグモクは激怒した家族から山参を食べた子という意味で「サムシク(参食)」と名付けられる。
8年後、12歳になったサムシクはサムセンと名前を変え、出稼ぎのためソウルへとやってくる。そして運命のいたずらか、ポン漢方医院で家政婦として働くことになるのだが…。


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