機械が支配する近未来でレジスタンス軍を組織し人類のリーダーとなるジョン・コナーの母。スカイネットの開発を阻止するためサイバーダイン社を爆破。その時に死んだ技術者マイルズ・ダイソン殺害容疑で指名手配されている。未来から送り込まれてきたターミネーターに2度に渡って命を狙われたことから、極端なほど用心深く、各地を転々としている。また彼女の動機を信じないFBIをはじめとした政府の機関に強い不信を抱いている。殺人ターミネーターから逃れながら2007年にタイムトリップしたのは、2005年に自分が癌で死ぬことを避けるためでもあったことをキャメロンから聞かされ、自分の健康に不安を抱いている。


スカイネットとマシーンが支配する未来でレジスタンスのリーダーとなり人類の救世主となる運命のジョン・コナー。サラを守るために未来からやってきたレジスタンス戦士、カイル・リースとサラの間に生まれた。幼い頃からサバイバル・スキル、戦法や兵器を徹底的に教え込まれており、またコンピュータが得意。マシーンなのだとは知りつつもキャメロンに対する奇妙な愛情のような気持ちが芽生えており、チップに損傷を受けて危険な存在になる可能性を秘めているということで、キャメロンを抹消することを強く勧めるサラやデレクに対し、強く抵抗する。一方、新しく通い始めた高校で知り合った同級生のライリーとは不思議と気持ちが通じ合い、世間並みの高校生のような交友関係を育てていこうとするが、ライリーのことをリスクとしか思えないサラとキャメロンには良い顔をされず、不満を募らせる。


未来のジョン・コナーが送り込んだプログラム済みのターミネーター。1999年、ジョンが転入した高校の生徒として現れる。外観は可愛い女子高生タイプだが、並外れたパワーがある点や、普通の兵器ではなかなか破壊できないのはT-800と同じ。だが、T-800よりも進化したタイプのターミネーターで、飲食もできる。人間の言動を研究し、模倣しようとする行動も、これまでのターミネーターのプログラムには見られない。ジョン・コナーの妹として高校へ通うなど、ジョン・コナーを休みなく護衛する。爆弾の仕掛けられたジープに乗り込んで爆破され、頭脳チップに損傷を受けたことが原因で、ジョン抹殺のコマンドが復活してしまう。ジョンが修理を施した後も“後遺症”のような言動を取り、サラやジョンを冷や冷やさせる。感情の無いマシーンのはずなのだが、ジョンが初めて出会う“ガールフレンド”と呼べるようなクラスメートのライリーに対して、好感を持っていないように取れる行動を見せる。それが、ライリーをジョンにとっての危険人物と判断するゆえの行動なのか、人間が持つ嫉妬という感情に近いものがそうさせているのかは不明である。


サイバーダイン社爆破および技術者マイルズ・ダイソン殺害容疑でサラ・コナーを追っていたFBI捜査官。当初は、スカイネットが地球を支配して人類は絶滅寸前に追い込まれると語るサラ・コナーを全く信じなかったが、彼女を追跡していく過程で、クロマティと遭遇、彼が何物であるかを知ったことで、サラの主張していたことを信じるようになり、FBIを辞職。新しいコンピュータ・テクノロジーを開発しているゼイラ社の社長、キャサリン・ウィーバーからスタッフのポジションをオファーされて、受け入れるが…。クロマティがエリソンを生かしておく理由が何かあるようで…。


ジョン・コナーを抹殺するために送られてきたターミネーター。T-888型。1999年にジョンの通う高校の教師クロマティとして現れ、執拗にジョンたちを追うも破壊されたに見えた。だが、ジョンたちがタイムトラベルしたしたときに、その頭部がサラたちと一緒に2007年に到着。その頭部は自力で胴体を装着、ある科学者の研究を用いて人工皮膚を得た後、整形手術でジョージ・ラズロという俳優の顔をコピーし、現在の姿になった。サラたちを見つけるために、FBI捜査官ロバート・ケスターの名前をかたって潜入するが、サラを捕まえる作戦が失敗に終わるとSWATチームを惨殺。だがエリソンだけは殺さずに立ち去った…。エリソンを生かしたその理由とは…?


最新テクノロジーを開発している会社ゼイラ社の社長。しかしその正体はT-1001型ターミネーター。怪しげなウォルシュなる人物を通して、サラとジョンが探し求めているコンピューター、タークを入手。社内の各部署のトップを集めて、「世界を変えることになるだろう」という“バビロン”というプロジェクトに着手することを宣言する。自分に良く似た赤毛を持つ7歳の娘サヴァンナが居る。


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