「GIGA・MANGA~
江戸戯画から近代漫画へ」展
開催

2020年9月19日から11月8日まで、日本漫画の歴史を辿る展覧会「GIGA・MANGA~江戸戯画から近代漫画へ」を北九州市立美術館本館で開催しました。いまや世界共通の言語となった日本の漫画。江戸時代中期、木版による出版技術が発達すると戯画は出版物として流通し、大衆メディアの一つに。その後、明治になり、新聞や雑誌の誕生とともに、戯画は挿絵へ、そして漫画へと姿を変え、大衆が楽しめる新しい絵画表現として確立された約230年の歴史があります。この展覧会では、江戸時代の風刺表現である戯画を漫画的な表現の出発点とし、戯画の表現による浮世絵版画から明治・大正時代の風刺漫画雑誌、昭和戦中期の子ども向け漫画までの、日本の漫画の変遷を紹介しました。