ドキュメンタリー
『再び歩くために
~難病ALDと
たたかう少年~』放送

小学校4年生の時に難病ALD(副腎白質ジストロフィー)を発症した石丸晋太郎さん15歳。病に襲われてから6年、再び自由に歩きたいと願う。懸命に生きる少年の姿を追いました。歩行障害や視力・知能の低下など、深刻な症状が進行する難病ALDは、国指定の神経難病で全国で200人ほどしか患者がいない非常に稀な病気です。福岡在住の石丸さんはALDと診断され、臍帯血移植で一命は取り留めたものの、直後から寝たきりになりました。特別支援学校に通いながら、再び一人で歩くことを目標にいまも懸命なリハビリを続けています。数万人に1人という極めて稀な疾病のため治療が遅れることも多く、早期発見のシステム作りが課題だという。「一人でも多くのいのちを助けるために、この病気を知ってほしい」という両親の思いも伝えました。<2020年2月24日(月・祝)放送>