海外作品美術展「シャガール展」を初開催

2002年5月12日から6月9日までの29日間、福岡県立美術館にて、公立美術館としては異例の会期中無休で開催した「シャガール展」は、TVQ初の本格的な海外作品美術展でした。モスクワのトレチャコフ美術館が所蔵する初期油彩作品をメインとし、素描や版画など約110点を公開した同展は、全国4会場(宮城、福岡、京都、岡山)で開催され、福岡展には58,327人が来場しました。また、開催にあたって西日本新聞社や福岡県立美術館とともに実行委員会を組織したことで、海外美術展開催のノウハウ会得や公立美術館とのつながりができたことは、その後の美術展開催の推進力にもなりました。