「ハンブルク浮世絵コレクション展」
「生誕250年 大北斎展」
ダブル開催

開局20周年記念事業の目玉として、2011年3月17日から異なる会場で2つの浮世絵展を同時開催しました。ひとつは福岡市美術館で5月8日まで開催した「ハンブルク浮世絵コレクション展」で、ハンブルク美術工芸博物館が所蔵する5,000点を超える浮世絵から、ほとんどが初公開となる200点を厳選しました。もう一つは5月22日まで福岡市博物館で開催した「生誕250年 大北斎展」で、北斎の70年にもおよぶ画業のすべての時期から選んだ錦絵、版本挿絵、絵手本、刷物、新発見・初公開の肉筆画まで約300点を公開しました。このダブル開催を成功させるため、博物館と美術館を結ぶシャトルバスの運行や、セット割引入場券など様々な工夫を凝らし、来場者はあわせて119,000人に達しました。