中島潔が描く
「生命(いのち)
の無常と輝き」展開催

2012年10月27日から12月9日まで福岡アジア美術館で『風の画家・中島潔が描く「生命(いのち)の無常と輝き」展』を開催しました。中島潔は18歳でふるさと佐賀を飛び出し、温泉掘りや印刷所、広告会社などで働きながら画を描きつづけた苦労人でした。1982年にNHK『みんなのうた』のイメージ画を手掛けたことで脚光を浴びるようになり、2010年には、5年もの歳月をかけて描き上げた京都清水寺成就院の襖絵で全国的に注目を集めるようになりました。本展では、その「清水寺成就院の襖絵」46面が福岡へ初上陸し、多くの来場者へ優しく切ない世界観を届けました。