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番組審議会議事録
第308回 2022年1月
第308回番組審議会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため休会とし、委員からのリポートをもって開催に代えました。
リポート提出委員:島谷弘幸委員長 並田正一副委員長 異島須賀子委員 田代雅彦委員 谷口雅春委員 堤和彦委員 友池精孝委員 南谷敦子委員の各氏
審議対象番組:「ザ・ドキュメンタリー 翔べ、フジタ 熱気球世界チャンピオン再び大空へ」
放送日時:2021年12月25日(土)14:30〜15:00放送
議事の概要
番組内容
日本を代表する熱気球パイロット・藤田雄大に密着し、コロナ禍で先行きの見通しがきかない中、2年ぶりとなる佐賀バルーンフェスタに挑む藤田と、彼を取り巻く人たちの姿を追ったドキュメンタリーでスポーツとしての熱気球の魅力にも迫った作品です。
委員の意見
- ・競技としての熱気球を紹介し、人(藤田雄大)を前面に出した企画で、とても興味深い番組に仕上がっていた。
- ・登場人物とカメラとの対面式のインタビューがあった方が、登場人物のことを知らない多くの視聴者は、登場人物の内に秘めた想いや悩みなどを共有できたのではないか。登場人物のことがよくわからないまま、また、登場人物の心情等に共感できないまま、番組が進んでいったように思う。
- ・普段見ることができない競技のディテールを見せて頂いたからこそ、さらに興味が湧き、もっと知りたい、もっと見たいと思う部分が多々あった。
- ・藤田さんの本音が、対面インタビューからではなく会話の中で話したことをうまくピックアップしてあったと思う。藤田パイロットの熱気球に対する情熱が伝わってきた。
- ・藤田さんが日ごろ何で生計をたて、どのように費用を捻出しているのか、その辺りの苦労はないのか、といった点も紹介してもらえたら、より理解が深まったのではないか。
- ・マイナーな競技であるため普段スポットが当たらない世界を映し出してくれたことは意義のあることだと思う。
- ・映像は、空からと、地上からと、あらゆる角度から季節ごとの移り変わりが美しく、そして彩り豊かなバルーンの群れを見て、とても癒された。
- ・経済面からどのような形で競技活動を維持していけるかの一端が出ていれば、もう少し番組に深味が出せたのではないかと思った。