ぐっ!ジョブ!

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  • 2021年7月31日

    九州の夏の定番「袋入りかき氷」 ひとすじ!
    “島の工場”の新たな挑戦

    今回のぐっ!ジョブは、九州の夏の定番、懐かしの「袋入りかき氷」一本で事業展開する「オランダフーズ」社にスポットを当てる。1日3万5000パックを製造する超大忙しの工場をのぞくと…そこには苦心の製造ラインや気候をにらんだ生産調整など、ロングセラーを支える数々のアイデアと企業努力があった。そんな個性派企業・オランダフーズに、今年約20年ぶりの大変革が…!なんと、かき氷づくりの技術を生かし、「調味料」分野に進出したというのだ。定番かき氷と全く同じ製造ラインを使った、驚きの新商品とは…!?

    長崎県の離島、壱岐島(いきのしま)にある冷菓製造会社「オランダフーズ」。当初は小さな手作りアイスキャンデー工場だったが、今から約20年前、平川進社長(御年90歳!)の決断で袋入りかき氷一本に事業を絞り、いらい成功を収めてきた。人気の秘密は「サラサラの口当たり」。 原液をあっというまに冷凍できるプールや、自社開発した特殊な氷削カッターなど、平川社長が苦心の末に作り上げた生産ラインが今も活躍中だ。

    また、1個75円という抜群のコスパを維持するため、気温や天候予報から売り上げを細かく予測して生産数を調整。無駄な在庫を持たないことで、大型倉庫などのコストをカットしているという。物流ハンデのある離島にありながら、子どもの財布にも優しい価格を守り続けている。

    そんなオランダフーズに、今年大きな動きが。JAや調味料メーカー、経営学を学ぶ東京の学生チームとの共同開発で、シャーベット状のドレッシング、その名も「かき氷」ならぬ「かけ氷」をリリースしたのだ。定番のかき氷と全く同じ製造ラインを使い、青じそとごま味の“だし氷”をシェイブ!キーンと冷たく、ふわふわした食感が冷しゃぶや中華料理によく合うという。「かけ氷」は今年4月、Fコープなどで販売を開始。全国展開もめざしている。オランダフーズ約20年ぶりの新展開。ひんやり冷たいが実は熱い、個性派企業の挑戦に迫る。

    【取材企業】

    ■オランダフーズ 株式会社
    [住] 長崎県壱岐市郷ノ浦町片原触1551番地
    [電] 0920-47-0239(代)
    [HP] https://holland-foods.co.jp

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