ぐっ!ジョブ!

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  • 2021年8月14日

    コラボに「活路」あり!!
    老舗と新銘菓!博多みやげ菓子の挑戦

    今回のぐっ!ジョブは、福岡のみやげ菓子の話。お馴染み「にわかせんぺい」の東雲堂は、コロナ禍の観光の冷え込みで大打撃。それを地元同業者たちとの熱いタッグ、そして著名キャラクターとのコラボ戦略で活路を見出す。いっぽう、コロナ収束後の観光復活の起爆剤にと、市民有志がコラボレーションし、新しいみやげ菓子開発の動きも!新旧博多みやげの挑戦を追った。

    1906(明治39)年に生まれた東雲堂の「にわかせんぺい」。菓子自体は素朴そのものだが、ユニークなデザインとインパクト十分のCMで圧倒的知名度を獲得し、博多みやげ菓子の代表格のひとつに君臨している。ところがコロナ禍で観光が冷え込み売り上げが激減。2020年4月は前年同月比1割にまで落ち込んだ。このピンチに救いの手を差し伸べたのは、ライバルである同じ福岡菓子メーカーたち。「地元を代表する菓子を失くしたらいかん!」と、自らの店舗で「にわかせんぺい」を販売し始めた。これに木社長も奮い立ち、以前から打ち出していた、著名キャラクターとのコラボ戦略を積極化!人気ゲーム「ドラゴンクエスト」やSNSで話題となった「100日間生きたワニ」とのコラボ商品を次々に発売。さらに「NIWAKA fan」プロジェクトと題し、にわか面デザインのグッズやアパレル商品も展開し、反撃ののろしを上げている。

    いっぽう、新しい博多銘菓が誕生した。それが「博多ういろう」。ういろうといえば名古屋が有名だが、実は「伝来の地は博多」という歴史に目を付けたのは、街歩きイベントなどを主催する伊藤博文氏。ゆかりの寺「妙楽寺」の渡邉亮英住職、創業300年を超えるお茶の老舗「光安青霞園」の光安伸之氏、フレンチシェフ吉田紀子氏に呼びかけ、「博多ういろう」を開発した。半年に及ぶ試行錯誤の末、八女市でとれた高級抹茶を使用して風味を増し、米粉の代わりにわらび粉などを使いもちもち感をアップすることに成功。歴史を知る妙楽寺、お茶のプロ、地元のシェフ、3人のエキスパートとのコラボレーションが手掛ける、オール福岡の新銘菓だ。今年4月に光安青霞園で販売を始めたところ、たった2日で50個が完売。ホテルブラッサムプレミアでウェルカムスイーツとして採用されるなど、スタートダッシュは好調。今後は量産化、そして全国への発信も目指し、コロナ収束後の福岡観光の起爆剤のひとつにと意気込んでいる。

    【取材企業】

    ■東雲堂
    [住] 福岡市博多区吉塚6丁目10番16号(本社工場)
    [電] 092-611-2750
    [HP] http://store.toundo.co.jp/

    ■ピースアイランド
    [住] 福岡市早良区百道2-4-41-416号
    [電] 092-407-1110
    [HP] https://www.peaceisland.art/

    ■妙楽寺
    [住] 福岡市博多区御供所町13-6
    [電] 092-281-4269

    ■光安青霞園茶舗
    [住] 福岡市博多区中呉服町8番1号
    [電] 092-291-0365
    [HP] http://www.mitea.jp/

    ■いろり焼 筑前堀
    [住] 福岡県福岡市西区今宿上ノ原125
    [電] 092-806-5655
    [HP] https://tikuzenbori.com/

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