店舗紹介

2012年3月24日

グリーンコープふくおか
「売る人・買う人」の関係を超えろ!グリーンコープふくおかの挑戦

福岡市博多区博多駅前1丁目5-1-3F 地図>>
【お問合わせ】092-482-7770

■グリーンコープとは・・・
一般市民が結成し、その出資金で運営する団体「生協」のうち、
西日本14の生協で結成した組織。
ふくおか支部の2010年度実績は組合員19万世帯、
出資金78億円、供給高(売上)256億円!
宅配のほか、店舗販売、各種保険などの共済事業など様々な
事業を行っている。

■宅配の人気のヒミツ
グリーンコープの宅配商品は、特に品数が豊富でもなく、
ちょっと割高。それでも支持されるのは・・・

グリーンコープ会員、つまり「買う人がつくった商品」だから!

商品はすべてグリーンコープ会員からなる
「商品開発委員会」が企画し、メーカーにオーダーメイド。
食品においては、生産・加工のやり方、三次原料まで
グリーンコープが指定・管理している!
⇒当然コストはかかるがとにかく「安心・安全」な
食べ物を追及している!

(例1)びん牛乳
熊本の酪農家45戸を専属生産者として契約。
牛のエサはグリーンコープが指定したモノを使っている。
福岡市南区に、日本ミルクコミュニティと共同で専用工場を
開設!
低温殺菌など独自の方法でより生乳に近い商品を作っている!
品質は牛乳のスペシャリスト「官能パネラー」が最終チェック!
さらに、軽くて丈夫なリユースしやすいオリジナル瓶も開発した。

(例2)食パン
今まさに開発中なのがオール九州産小麦でつくる
オリジナル食パン。
グリーンコープふくおか中部の主婦たちによる
「商品開発委員会」に潜入!そのこだわりぶりを調査する。

■買う側も生産者の苦労を分かち合う
・初回2000円と月々500円の増資のお願い
⇒ さまざまな事業を運営。余剰分から生産者に
奨励金として分配。
・タオル寄付
⇒ 低温殺菌牛乳は、生乳の段階で雑菌の混入を極力抑える
必要がある。
生産者が牛の乳房を拭くタオルは会員の寄付でまかなっている。

・注文品が届かない
⇒ 自然栽培なので生産量が予定を割ることも。
欠品致し方なし!

コストを鑑みた妥当な商品価格設定&定価販売で、
グリーンコープ契約農家は安定経営を実現。
そのため、ほとんどの契約農家に後継者がいる。
日本が国内農家を守るひとつのヒントかも?


■生活再生相談室
社会問題にもなっている多重債務者の救済を目的に、
県内4か所に設けた相談窓口。
13人のグリーンコープ相談員が対応し、必要に応じ
弁護士・司法書士と協議する。
相談は組合員以外もOK!厳正な審査のうえ
年利9.5%で融資まで行っている!
2010年12月までに、相談は8858件、貸付は563件・約4億円。
しかも驚くことに融資の回収率は99%を超える!
(=貸し付けた債務者は再生)

再生できる理由は手厚いケア
・相談員は債務者の家計を徹底研究し、5年間の
キャッシュフロー表を作成!
・貸付後も3か月ごとの面談で、キャッシュフローが
守られているかを見守る。

さらに、夏休みには小学生を集め金銭教育も実施。
お金を使って買い物をするなどのロールプレイングを通し、
子どもたちは遊びながらお金の使い方や計画的貯蓄の
大切さを学んでいる。


■過疎地での移動販売
会員以外の買い物難民向けに、生鮮品や調味料の移動販売を
今年3月から県内30か所で実施。
冷凍・冷蔵庫を備えた「みんなのお店元気カ―」が活躍。
買い物支援だけでなく地域活性も。
生協による会員以外への移動販売は、全国初の試み。



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