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2020年11月21日

販路拡大!にぎわいを取り戻せ!今シーズンに懸ける糸島「カキ小屋」奮闘記

今回は、10月下旬に今季の営業がスタートした糸島の「カキ小屋」ビジネスに密着。昨シーズン終盤はコロナ禍で来店客が激減。各小屋の「あの手この手」の集客術からカキを生かした新商品開発まで、“巻き返し作戦”の最前線に迫る!

いよいよシーズン到来、約30軒のカキ小屋がひしめく糸島市。中島浩二と小野口奈々が訪れた人気店「豊久丸」の店内は、昨シーズンとは全く違っていた。感染防止のため、まずはアルコール消毒&検温。ジャンパーの貸し出しもない。さらに注文の方法も様変わり。店員との接触を極力避けるため、来店客は店のQRコードを読み取って、スマホで注文するスタイルに。
とはいえ、新型コロナの終息時期はいまだ見えない。そこで豊久丸はカキ小屋以外の販路拡大を進めている。国内のオイスターバーに加え、海外にも出荷。売り先を増やしコロナ禍を乗り切る構えだ。

いっぽう、新商品開発に力を入れるカキ小屋もある。「徳栄丸」では、昨シーズン、客が激減し約2トンのカキが余ってしまった。そこでこれを急速冷凍し「ガンガン焼き」と名付けてネット販売。すると「お家ごはん」需要を見事にキャッチして商売繁盛!「ネットを通じて糸島のカキを食べてもらい、実際の来店につなげるのが狙い」と明かす。

糸島のカキをバックアップしたい!そんな食品会社も現れた。糸島市のめんたいこメーカー「やますえ」はカキを使った商品を次々に開発。ちゃんぽんやだし、今はオイスターソースづくりに精を出す。しょうゆや酒など原料は全て糸島産。やますえの馬場孝志社長はこう熱く語った。「オール糸島で完結させたい。地域のものの価値を高め、盛り上げていきたい」


【取材企業】

■豊久丸

[住] 〒819-1334 福岡県糸島市岐志778
[電] 090ー1975ー2915
[営] 10:00〜17:00 [期間中]
[HP] https://toyohisamaru.com/

■徳栄丸

[住] 糸島市志岐志漁港内 福岡県糸島市志摩岐志778ー5
JF(漁協)側から左手から3件目
[電] 090-4355-5634
[営] 10月下旬〜3月頃 10:00から16:00
(ラストオーダー15:30)
[HP] http://tokueimaru.com/

■株式会社やますえ

[住] 〒819-1134 福岡県糸島市多久523-1
[電] 092-321-0123(代表)
[HP] https://www.yamasue.ne.jp/



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