店舗紹介

2020年12月19日

愛される老舗の「復活秘話」
廃業の危機!?・・・伝統の味を守る挑戦者たち

2020年最後の「ぐっ!ジョブ」は、創業100年を超える福岡の“老舗の味”の復活劇。
時代の変遷とともに赤字が続き、従業員も高齢化…。絶体絶命の崖っぷちを、驚きのアイデアと「この味を絶やしたくない」という熱い思いで復活に導いた挑戦者たち。その舞台裏にカメラが迫ります。

古くは江戸時代にルーツを持つという福岡市南区の「タケシゲ醤油」。平成以降は現在の屋号で業務用しょうゆや調味料を製造販売、プロの料理人たちに贔屓にされてきたものの、厳しい経営状態が続いていた。復活の立役者は、醤油づくりは全くの素人だったという社長の娘・住田友香子さんと夫の良幸さんだ。試行錯誤の末2人が目を付けたのは、終戦直後の70年前から作り続けてきた焼き鳥やみりん干し用の「甘いタレ」。和洋中どんな料理にも使え、「あっという間に味が決まる」ことから『博多ニワカそうす』として装いも新たに売り出したところ、口コミで話題の商品に!そして、この万能&時短調味料をさらなる大ヒットに導いた独自の販売手法とは?

いっぽう、今年10月に文字通りの“復活”を遂げたのは久留米市の「松尾ハム」だ。第1次世界大戦中、ドイツ人捕虜から教わったという本場仕込みの味で、地元に愛されてきた老舗だったが、2017年に従業員の高齢化などから無念の廃業。しかし、「あの味を絶やしたくない」と元工場長の親族・林之寛さんが一念発起!ハム作りは全くの未経験者ながら、ゼロから秘伝の製法を受け継ぎ、当時の味の再現にこぎつけた。オープン初日は往年のファンの長蛇の列!「新生」松尾ハムは“次の100年”を目指し、伝統の味を守り伝える!


【取材企業】

■有限会社タケシゲ(タケシゲ醤油運営)

[住] 福岡県福岡市南区平和1-23-6
[電] 092-526-9682
[HP] http://takeshige-shoyu.com/

■松尾ハム株式会社

[住] 久留米市上津町1828-8パークサイド上津1F-C号
[電] 0942-21-8886



本文はここまでです。
本文を読み返す。ページトップへ戻る。上部メニューへ戻る。