店舗紹介

2021年1月16日

ルーツは鎌倉時代の超老舗
日本刀の技術&時代先取りネット販売 世界相手に商売繁盛!

ルーツは遠く鎌倉時代。約720年の歴史を持つ熊本県八代市の「盛高鍛冶刃物」が、いま世界を舞台に“手打ち包丁”の売り上げを伸ばしている。取引先は海外約60の国と地域。戦国武将の真田幸村や福沢諭吉が盛高作の刀を持っていたとの逸話もあり、様々な分野で注目を集めている。九州でも有数の歴史を持つ超ローカル鍛冶会社が、どのようにしてグローバル化に成功したのか、その舞台裏を切れ味鋭くリポートする。

今や包丁は「100均」でも買える時代。そんな時代に盛高鍛冶刃物が打ち出したのが、“切れ味抜群の高級包丁”だ。包丁の中心に入れる鋼に、加工が難しい最高級刃材を採用、日本刀の鍛錬技術で商品化に成功した。切れ味は抜群で、熟したトマトに包丁を当てると、「スっ」と切れる。タマネギをみじん切りにしても涙がでない。細胞をあまり潰さずに切ることができるからだ。価格は1本1万円と値は張るが、プロの料理人をはじめ大勢の人をトリコに!

さらに同社は、ローカル企業に先駆け2007年に英語版のホームページとネット販売を開始。米国ハワイの刃物愛好家を中心に高い評価を得た。さらに2011年にはウォールストリート・ジャーナル紙で、米国有数のシェフが勧める包丁として取り上げられたことも。海外での評判は日本にも波及し生産量もうなぎ上り。今では売り上げの4割を海外販売が占めるという。盛高鍛冶刃物は、時代を先取りしたネット販売で、このコロナ禍でも超元気だ!


【取材企業】

■盛高鍛冶刃物株式会社

[住] 熊本県八代市宮地町434
[電] 0965-32-4643
[HP] https://moritakahamono.ocnk.net/page/8



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