店舗紹介

2021年2月13日

シニアの人生経験が「宝」です
「おばあちゃん」だらけの会社が地方を救う!

福岡県うきは市で、70歳オーバーの“ばあちゃん”たちが現役バリバリで働く“食堂プロジェクト”が進行中だ。人生経験に裏打ちされた数々のスキルをフル活用し、高齢化ニッポンの課題、シニアの「働き甲斐」や「収入支援」の実現を目指すぐっ!ジョブなビジネスに密着する。

プロジェクトの柱は、地元の旬野菜や果物を使った郷土料理のランチをふるまう「ばあちゃん食堂」。厨房を切り盛りするのは、料理や漬物づくりが得意な70歳以上の地元女性たちだ。だご汁・焼き魚など油控えめのメニューが評判となり、多くのメディアにも取り上げられた。

「うきは市のばあちゃんたちが、元気で身体は動くが国民年金だけでは生活もままならない状況を解決したかったんです」。プロジェクトの発起人で、地元のWebデザイン事務所を経営する大熊充さん(40)はそう語る。事前の聞き取り調査で、75歳以上の地元女性の多くから「まだ働きたい」「年金プラス2〜3万円あれば生活が楽になる」という回答も得た。
大熊さんは2019年、食堂の運営会社「うきはの宝」を設立、クラウドファンディングや寄付で開店資金を調達した。その後、食堂は2020年にオープンしたが、新型コロナの度重なる感染拡大で、食堂事業は中断・再開・中断を繰り返している。
打開策として始めたのが、地元農家の野菜とおばあちゃんがつくる農産物加工品をセットにしたネット販売だ。これが売れに売れた!大熊さんとばあちゃんたちは、「やれることをやりながら、前に進んでいく」といたって前向きだ。超高齢化する“地方とヒト”を救うビジネスモデル。その可能性を追った。


【取材企業】

■うきはの宝株式会社

[住] 〒839-1402 福岡県うきは市浮羽町浮羽756
FLAT FORM UKIHA内
[電] 0943-76-9688
[mail] ukihanotakara@gmail.com
[HP] https://ukihanotakara.com/





本文はここまでです。
本文を読み返す。ページトップへ戻る。上部メニューへ戻る。