第373回(17年6月17日OA)
【福岡市博多区吉塚編 旅人:寿一実&太川陽介】
今回は博多駅のお隣の町「博多区吉塚」を、寿一実さんと太川陽介さんがぶらり。 旅のスタートは福岡ではお馴染みの有名なせんべい屋さんへ!工場見学をさせてもらうこととなり、せんべいが軟らかい段階のものを試食させてもらったり、顔の焼き印を押したりと貴重な体験をさせてもらいました。7代目を継承される次男さんが他の会社を辞めて家業を継ぐことになった経緯など感動秘話にうるっとくる場面もありました。 2人が次に見つけたのは、夫婦で営む回転焼き屋さん。出会った瞬間に“ビビビときた”というご夫婦の馴れ初め聞きながら、あんこたっぷりの回転焼きと、ピリッと辛い酢ダレで食べるたこ焼きを頂きました。 そして次に訪れたのは下町の雰囲気が漂う、昭和レトロな商店街。包丁を使って手元を一切見ずに野菜を削ぐ人がいれば、パワフルで口調も強烈なおばちゃん、仲良し夫婦のお魚屋さんに、お友達と談笑するお豆腐屋さんなどなど…個性派なお店が盛りだくさん!昔ながらの商売人の心意気を感じることができました。 吉塚2000年通を歩く2人が“なんこつ天” の文字を発見!「かまぼこ好きなんです♪」という太川さんに言われるがまま寿さんが撮影交渉。ちょうど、かまぼこを揚げられているところだったので見学をさせてもらいました。“かまぼこ作り70年”大ベテランの先代社長が魅せる華麗な道具さばきに目を輝かせつつ、仕上げのなんこつ天をちぎって揚げる作業をお手伝い! 揚げたてのなんこつ天に感動の太川さんでした。 その他にも、チャリティーイベントを開催してカンボジアを支援しているお寺や、木彫りの名人宅では仲良し嫁姑の素敵なお話を聞いたりなど、人情味あふれる、“笑いあり・涙あり”の旅となりました。
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