第417回(18年5月26日OA)
【佐賀県武雄市編 旅人:寿一実&的場浩司】
前回に引き続き佐賀県武雄市を巡った寿さんと的場さん。今回は街を離れ、若木町にやってきました。最初に訪れたのは樹齢3000年の大楠がある公園。この公園では、水車の動力を使った精米作業が行われています。約6時間をかけて行う精米は、無駄な熱が発生せず米本来のおいしさが味わえるそう。早速二人も水車米を堪能しました。 住宅地を歩いていると、森羅万象館と書かれた古民家をみつけました。そこで出会った管理人の女性は、若木町に移住したい人をサポートするボランティアを10年以上続けています。その女性に紹介してもらい、栃木から移住してきたきのこ農家のご夫婦と出会いました。自然を直接感じることができる若木町はとても住みやすいと話すご主人。ちょっと変わったしいたけ料理もいただくことができました。 続いて農家のご夫婦から地元にすごい中学生がいると聞き、中学校を訪れた2人。出会ったのはプログラミングの全国大会で金賞を受賞した女子中学生コンビでした。勉強と部活動の合間に完成させたという「多言語で観光案内をしてくれるPepper(ペッパー)」に2人は驚き感動するばかりでした。 山間地区を歩いていると、的場さんが「梅みつ最中」と書かれたのぼりを発見。スイーツを目当てに坂道を登ると、一面に梅林が広がっていました。ここは梅の観光農園で、毎年6月中旬ごろに完熟の南高梅がとれます。両親から受け継いだ農園を今は1人で管理しているという女性オーナー。昨年にはカフェもオープンしたそうで、念願の梅みつ最中をいただきながら、社名に込められた農業に対する想いを聞き、2人は旅を締めくくりました。
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