【八女市立花町　旅人：寿一実＆ケン坊田中】
　今回は寿一実さんとケン坊田中さんが福岡県八女市立花町をめぐりました。
まずは地元農産物でワインを製造する「立花ワイン」から。博多あまおうやキウイのワインを試飲させて頂き、ほろ酔い気分で旅のスタートです。

　飛形山のふもとを歩いていると、パノラマカフェの看板を発見。カフェを目指して山頂まで登ってみると、そこには北部九州一望の絶景が広がっていました。オーナーが8年かけて山を切り開きオープンしたというカフェ。テラスから見える絶景を背に、オーナーが自ら栽培する自慢のトマトで美味しい料理を味わいました。

　続いて、矢部川沿いを散策。ハヤ漁をしているご夫婦と出会いました。2人も網の引き揚げをお手伝い。すると綺麗なハヤがたくさん！自宅に帰って甘露煮にするということで、お邪魔して頂くことに・・・。亡き父の仕事を継いだというハヤ漁と甘露煮。
「今が幸せ」という奥さまの言葉と清流・矢部川の恵みに感動しました。
　
　2人は旧3号線沿い、かつては繁華街だったという「谷川地区」へ。地元には欠かせない、野菜から日用品までなんでも売っているお店にお邪魔しました。店の親子と常連さんみんなで楽しいトーク。笑顔の絶えない時間となりました。

　さらに歩くと、ガシャンガシャンという工場の音が・・・。音の主は立花町の特産・竹を使った100年続く製箸工場です。初代が作ったという工作機が今も現役。4代目の父と息子2人が毎日お箸を作っています。最後は親子4代全員集合！以前と比べ、人通りも少なくなった旧3号線ですが、そこで働く皆さんのいきいきとした姿に元気をもらいました。ガシャンという音は、今日も変わらず響いている事でしょう。