旅人の足跡


第431回(18年9月8日OA)

【糸島市姫島 旅人:寿一実&ケン坊田中】
 おなじみ寿一実とケン坊田中が、糸島半島から約4キロ沖にある離島、姫島へ初上陸!ここは人口約180人、住民の大半が漁業関係者という小さな島。島内には至る所に猫がいて、島民の数より猫の数の方が多いと言われ通称“猫島"とも言われています。

 姫島では島ならではの独自文化が存在しており、その一つが、365日中学生が毎朝行う朝刊の新聞配達。2人は早速、新聞配達の女子中学生に密着することにしました。この伝統は60年以上続いているそうで、一軒一軒回りながら学校に登校するスタイルは、住人の安否確認にもなっており島のつながりが深い所以を改めて感じました。
 
 続いて2人は子どもたちが海で遊んでいると聞き行ってみることに。島には高校がなく、島の学生は小学生が4人、中学生が3人のわずか7人。まるで兄弟のように海で遊ぶ微笑ましい姿に、2人は目を細めるのでした。

 次に訪れたのは島唯一のスーパー。ここにも、牛乳やヨーグルトなどの商品に買う人の名前が書かれていたりパンの注文リストがあったりと、島独自のビックリ販売システムが!女性店員さんは、島民がみんな家族のようだと話していました。さらに2人は、すっかり解けた子ども達のいる島唯一の小中学校へ。ここでも子ども達は仲良く宿題をしていました。教頭先生にお話を伺うと、島には高校が無く、子どもたちは中学を卒業すると大半が親元を離れ島外の高校へ行くのだそう。実家の漁師を継ぐ子以外、ほとんどが高校卒業後に島に戻ってこないという独特な文化に、ご両親はどう思っているのかも尋ねてみました。

 最後は漁をしている漁師さんの元へ。採れたての魚やサザエをご馳走して頂けるとのことで、2人は漁師さんたちの晩酌に飛び入り参加!美味しい海の幸を堪能しました。旅の最後には、船で島を離れる2人に子ども達からのサプライズ演出が。ついに寿・ケン坊の涙腺が崩壊!姫島の温かみを感じる旅となりました。

訪問先のご案内

  • シーガルショップ
    住所:福岡県糸島市志摩姫島東濱1−2
    TEL:092-328-3165
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