【糸島市志摩町　旅人：寿一実＆ケン坊田中】
　おなじみ寿一実とケン坊田中が、糸島市志摩町へ。
まず初めに向かったのは、海沿いにあるレンガ造りの煙突が目印の『北伊醤油』。ここでは100年以上前から続く杉樽仕込みという製法で醤油を作っています。2人は早速、醤油作りの様子を見せてもらうことにしました。発酵している醤油をかき混ぜるかくはん作業はまさに職人技。
伝統の醤油を使った一味変わったスイーツ、醤油プリンも試食させて頂き大満足の2人でした。

　続いて向かったのはハワイのような癒しスペースが広がるフラダンス教室。そこでは「ナニアロハ」というフラダンス教室が行われていました。ナニアロハとは、体が不自由でも無理なくでき、ハワイの音楽に合わせて踊るエクササイズとしてのフラダンス。早速2人もナニアロハに挑戦してみましたが・・・実際やってみるとかなりの運動量!運動不足の2人は果たして・・・?
　
　さらに芥屋方面に歩いていると、鉄工房を発見。そこには鉄製のシャンデリアやろうそく立て、看板などが展示してありました。作業中だったご主人にお話を伺うと、以前は広島で消防士をしており、定年退職後に糸島に移住してきたそう。鉄物作りは広島時代から趣味でやっていて、現在糸島では注文を受けて制作しているとのことでした。他にも趣味が豊富なご主人は糸島のスローライフを楽しんでいるようでした。

　最後に訪れたのは、糸島の牛乳を使用したチーズ専門店。店主は元々、北海道で酪農を経験し、その後チーズの修行をするため本場デンマークへ。さらに北海道で修業した後に夫婦で糸島へ移住してきました。「酪農があるのにチーズがないのはもったいない。チーズの味に決まりは無いので、その土地土地のチーズがあってもいいじゃないか」と、糸島ならではの地産地消のチーズを作り始めたご夫婦。試食させて頂いた糸島産チーズはクリーミーで濃厚な味わいでした。人気の糸島を巡った今回の旅。2人は海以外にも糸島のもつ魅力の多さに気づかされたのでした。