【遠賀郡 遠賀町　旅人：寿一実・ケン坊田中】
　先週に引き続き寿一実さんとケン坊田中さんが福岡県遠賀郡遠賀町をぶらり。まずは遠賀川温泉から･･･。ここは鉄分をはじめ温泉成分を多く含む濃い茶褐色の濁り湯が特徴で県外からもお客さんが訪れるそうです。すっかり元気になってからいよいよ旅のスタートです。

　郊外エリアをすすむと、二人は隠れ家的な喫茶店を発見!こだわりの“自家焙煎珈琲"がとても気になります。実はこのお店のご主人、もともと看護学校の教員をしていたという意外な過去が。定年退職後にのんびりできるものをと喫茶店を始め、さらに骨董品収集が好きでお店には蓄音機もありました。なつかしい音楽と美味しいコーヒーで2人はとても幸せな時間を過ごしました。
　
　続いては「勉強にいい卓球」という看板にひかれ卓球場へ。オーナーが言うには卓球は頭をとても使うスポーツなのだとか。元卓球部の寿さんは数年前に卓球を始めたというお母さんたちと勝負をすることになりました。果たして結果は・・?さらに卓球場のとなりには“歌声喫茶"がありました。大工をしているオーナーはなんとピアノを独自に勉強し今では弾き語りができるまでになっていました。自身が作ったオリジナルソングも聴かせてもらい寿さんとケン坊さんも感動したのでした。
　
　最後は気になるバウムクーヘン屋さんを発見。入ってみることにしました。お店を営むご夫婦は10 年前に関東からUターンしこの地で開店。バウムクーヘンには遠賀町の名産“菜種油"を使用しています。開店当時はまだ高校3年生だった長男も今では親の味を継ぎたいと福津市に同じお店を構えているのだそう。そんな長男の気持ちに嬉しくなる寿さんとケン坊さん。今回の旅では何事も明るく自分らしさを忘れない人たちとの出会いで楽しい時間を過ごしました。