【福岡県 筑後市　旅人：寿一実・ケン坊田中】
　先週に引き続き寿一実さんとケン坊田中さんが福岡県筑後市をぶらり。
旅のスタートはワイン酒場で頂く最上級ステーキから!このお肉は筑後市でも一部の地域でしか流通していない地元ブランド牛「船小屋牛」。早速2人はその幻の牛を育てている畜産農家さんの元へ突撃訪問!子牛の頃から徹底した餌や育て方における独自のこだわりで繊細な食感の船小屋牛。農家のご主人は豪快で明るい性格で終始圧倒され通しの寿さんとケン坊さんでした。

　続いて下北島にやってきた2人。出会ったのはお店の前で作業をしていた北欧雑貨店を経営するご夫婦。お店にお邪魔してみると、中にはムーミングッズがズラリ! 家族で何度も旅行に行くほど北欧の世界を愛し憧れているというご夫婦。長年の夢を追い続け、遂にはそれを形にした家族の姿に幸せな気持ちになった2人でした。
　
　命あふれる川に沿って和泉の町を歩いていると、明治から続く老舗の焼酎蔵を発見。筑後の水と芋で磨き上げられた焼酎は正に筑後で育まれた郷土のお酒。経営者の母親の実家であるかまぼこ店の料理をつまみに郷土愛から生まれた筑後の一杯に酔いしれました。
　
　旅も終わりに差しかかった頃、ケン坊さんが以前利用したスープカレー店のオーナーと再会!移動販売車から店舗を構えるまでになったこのお店の名前には、オーナーが大好きだったおじいちゃんとの大切な思い出が込められていました。自分にしかできない新しい事をやり遂げていく人。そして筑後の歴史を今の時代へ、自らのやり方で受け継いでいく人。そんな輝く筑後の人々に出会えた今回の旅でした。