旅人の足跡


第463回(19年4月27日OA)

【福岡県 豊前市 旅人:寿一実】
 おなじみ寿一実さんが福岡県豊前市をぶらり散策。
 まずは大きなかぼちゃのモニュメントがある三毛門駅からスタート。以前列車の運転士をしていたという駅の管理人さんに出会いました。お話を伺っていると、息子さんが神楽のお面を作っていると聞き早速会いに行くことにしました。

 豊前市は神楽の団体である神楽講や保存会が6つあり今でも盛んに行われています。管理人さんの息子さんは神楽面作りをすることが子供の頃からの夢で、いつか誰もがびっくりするようなお面を作りたいという思いを抱いていたそう。2003年には様々な神楽講の若手がジャズやヨガとコラボレーションした新しいスタイルの神楽を舞う「若楽(じゃらく)」を立ち上げ、そこでは息子さんが作った独創的なお面も使われています。豊前神楽の伝統を若い世代へ伝えていきたいという熱い想いを語ってくれました。
 
 続いて宇島駅の周辺をぶらり散策。昔ながらの街の写真屋さんに入ってみることにしました。最近は写真を印刷する方も減り近々お店も閉めるとのこと。時代が変わっても魅力を放ち続けるカメラ、そして店主自慢の写真を見せてもらいました。
 
 さらに街をすすむと今度は「オニメン」と書かれた“のぼり"を発見。街の有志が集まり、新しいご当地グルメを作ろうと試行錯誤して生まれたのが「豊前オニメン」なのだそう。豊前とうがらしを使用するなど豊前市ならではの5か条を基に、現在26軒ものお店がオリジナルの「豊前オニメン」を出しています。その新しい味に寿さんも大満足。今回の旅でホットな豊前市を満喫した寿さんでした。


訪問先のご案内

  • 本格焼鳥 黒のれん
    住所:福岡県豊前市大字八屋1888-14
    TEL:0979-82-7272
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