【大川市　旅人：寿一実・高田課長】
　寿一実さんと高田課長が福岡県大川市をぶらり。
最初に訪れたのは国の重要文化財にも指定されている昇開橋。現存する可動式の昇開橋は日本最古なのだそうです。橋のふもとには大川観光協会が運営する「大川テラッツァ」がありました。ここは家具の町・大川を象徴するものから特産品まで、様々なものを展示・販売しています。2人は観光協会の方お勧めの激辛ソフトクリームを頂きました。

　次に訪れたのは老舗製麺所が営む食堂です。自家製麺を使った「和風ラーメン」など人気メニューを堪能した後は、製麺所を見学させていただきました。続いて製麺所のご主人のご自宅にお邪魔することに。大川市の一部の地域でしか見られないという「飾りそうめん」を見せて頂きました。製麺所に代々伝わる製法で作られており、何年たっても折れない不思議なそうめん。これをお盆のお供え物として飾っているのだそうです。2人は特別に去年の飾りそうめんをご馳走になりました。
　
　今度は江戸時代の名残が残る藩境の町にやってきた2人。当時は久留米藩と柳川藩が隣接していたという場所です。その中でも国の重要文化財にも指定されている「旧吉原家住宅」を訪れました。お話が止まらない楽しい名物ガイドさんに案内してもらい広い邸内を見学した2人。ガイドさんから、意外にも大川のソウルフードは“から揚げ"ということを教えて頂きました。
　
　大川市民が愛するから揚げを求め、最後はからあげ店へ。たれにつけて食べるのが大川流!揚げたてアツアツのから揚げは絶品!26年続くお店の後継ぎについてお話を伺いました。おしゃべりなお母さんが中心の楽しい家族が守り続けている大川のソウルフード。大川の知られざるグルメや伝統に出会えた旅でした。