先週に引き続き寿一実さんとケン坊田中さんが佐賀県小城市を旅しました。
今回は親子で営む鯉料理店からスタート。市内でも指折りの板前として知られる父を目標に腕を磨く息子さん。清水の名水であらう名物「鯉のあらい」は絶品でした。また、息子さんオリジナルの創作鯉料理には新たな名物の予感を感じた2人でした。

続いて長崎街道の宿場町だった牛津商店街へ。スポーツ用品店のショーウインドーに飾られた麦わら帽子が気になった寿さん。お店に入ってみると、創業100年の麦わら帽子工房で作られた職人さん（店主）の手作りでした。祖父の代から続く昔ながらの作り方で、今でも麦わら帽子を作り続けています。さらに長年地元の高校生に愛されるソウルフード「カルチャー焼」を焼くご夫婦と出会いました。

最後は伝統的な技法で五月のぼりをつくり続けている工房へ。底抜けに明るい社長に強引に勧められ、2人は絶対に失敗が許されない「染め」の作業に挑戦！スリル満点のドタバタ劇でしたが、子どもたちへ思いを馳せながら手作業で染める職人の技に感動しました。 小城市の旅は人々に愛される地域の名物とそれを守るあたたかい人たちとの出会いでした。