今回寿一実さんがめぐるのは福岡県京都郡苅田町。まずは苅田駅にてとあるイベントの準備をしている方に話を伺います。イベントは夕方からと聞いた寿さんは再び戻って来ることを約束し苅田町の旅をスタートしました。

まず向かったのは殿川ダムがある内尾山。山の上に見える洞窟を目指して進んでいきます。山の中腹に住んでいる女性の案内の元、250段の石段を登りました。山の上にはお寺もありとても神秘的な場所でした。

次に向かったのは等覚寺地区と言われる棚田が有名な地区。そこで出会ったのは等覚寺の景色に惹かれて移住してきた農家の女性です。話を聞くと、京築を生姜で盛り上げるプロジェクト「ジンジャープロジェクト」のメンバーで、慣れないながらも生姜を育ててきた話を伺いながら寿さんは生姜のおにぎりを頂きました。

生姜農家さんが教えてくれた「ジンジャープロジェクト」の発起人に会うべく、次に訪れたのは「洋菓子工房トリオレ」。発起人である店長にウェルカムドリンクとして生姜で作ったジンジャーシロップを頂きながらプロジェクトの始まりについてお話を伺いました。

洋菓子工房を後にし、最後は旅のはじめに話を伺った苅田駅へ。夕方から始まると言われていたイベントはクリスマスに向けてのイルミネーション点灯式でした。地元の高校生や企業、観光協会がそれぞれ協力して毎年作ってるイルミネーション。今年はコロナ禍で中止もささやかれていた所を高校生の想いによって開催が決まったのだそう。点灯式のカウントダウンを高校生と一緒に観た寿さん。苅田町の夜を綺麗に彩るイルミネーションに改めて優しさや繋がりを感じることができた旅となりました。