1930年代の京城。日本統治下のもと、独立運動推進派と親日派が対決し、前近代的な倫理観と近代的な自由恋愛が衝突していた時代。そこに一人の男が住んでいた。京城最高のプレイボーイ“ソヌ・ワン”だ。10分あれば京城の女達を自分のものに出来る!と豪語していた。東京留学帰りのこの男が、ある女性を相手に記録更新に挑戦する。流行の最先端を走る美貌と新知識を兼ね備えたモダンガールではなく、前近代的価値観を大切にする古典的な新鋭女性であり、朝鮮独立のために命をかけて闘う独立闘士“ナ・ヨギョン”である。賭けで始まったこのウソの恋愛が次第に彼を変え始める。ウソの愛が真実の愛となり、愛の痛みは時代の痛みとなり、彼女への愛は祖国への愛となる。デカダンス(退廃的)だった彼は反日武装闘士となっていく…。