チンピョン王とマヤ夫人の間に生まれた双子の妹で、のちの善徳女王。双子が誕生すると王族男子が途絶えるとの言い伝えにより存在を隠され、侍女のソファに育てられる。姉のチョンミョン王女と出会って自分が王女であると知ると、キム・ユシンの協力を得てミシルとの戦いに挑む。

出演作：「子猫をお願い」（01年）、「ファッション70's」（05年）、「馬医」（2012年）など。

新羅の歴代王妃を輩出してきた王妃族の系列。ずば抜けた政治感覚と美貌を武器に歴代王を操って宮廷を我が物にしようとする妖女。神通力を持つとされて神政政治を行い、チンピョン王の権力を抑圧する。夫のセジョンを王座につけようと策略をめぐらせ、トンマン王女と対決する。

出演作：「砂時計」（95年）、「春の日」（05年）など。

伽耶出身の花郎徒のリーダー。幼い頃から武術に長け、冷静沈着な努力家。ミシルの手下に命を狙われたチョンミョン王女の命を救ったことでソラボルに呼ばれ、朗徒（ナンド）となったトンマンと出会う。やがてトンマンを愛するようになるが、三国統一の夢のために同志になる。

出演作：「復活」（05年）、「魔王」（07年）、「赤道の男」（2012年）など。

トンマン王女の双子の姉。華やかな宮殿で美しく育ち、夫のキム・ヨンスとの間に息子チュンチュをもうける。ミシルを警戒して感情を隠しているが、権力の情勢を見極めて逆転の機会を狙う。トンマンを王女に擁立しようと尽力し、キム・ユシンに秘めた愛情を抱く。

出演作：「少女たちの遺言」（99年）、「バリでの出来事」（04年）など。

ミシルがチンジ王を誘惑して産んだ息子だが、正妃になる目的を果たせなかったミシルに生後間もなく捨てられる。ムンノに育てられ、自由奔放だが武術に長けた青年に成長。ミシルの手下に命を狙われたトンマン王女を助けて友情を育むが、自分の出生を知るとトンマンの敵となる。

出演作：「グッバイ・ソロ」（05年）、「恋人」（06年）、「赤と黒」（2010年）、「サメ〜愛の黙示録〜」（2013年）など。

チョンミョン王女の息子で、のちの新羅第29代王・武列王。思慮深く冷静で、トンマン王女やキム・ユシンとともに三国統一の礎を築く。

出演作：「悲しき恋歌」（05年）、「太王四神記」（07年）、「ペク・ドンス」（2011年）、「会いたい」（２０１２年）、「リメンバー〜記憶の彼方へ〜」（2015年）など。