旅人の足跡

2021年3月27日OA

【うきは市 旅人:寿一実・ケン坊田中・高田課長】

14年半、九州各地の町や村を訪ね色々な方たちと出会ってきたきらり九州。最終回は寿一実さんが第1回目の旅の舞台、うきは市を再び訪ねました。

旅のスタートは過去に3度訪れたことのあるイビサスモークレストランから。九州北部豪雨の被災を乗り越え頑張るご夫婦と子どもたちの成長を確かめ、寿さんも元気をもらいました。

続いて山間の集落を歩いているとケン坊田中さんが合流。2人は築100年の自宅を使って民泊を営む佐藤さんを訪ねました。自宅前の広大な丘を手作業で庭園に作り変えてキャンプ場を開いたり、古い蔵を改装しコレクション展示館にして無料開放したりと、人をもてなすのが大好きなご主人に2人はびっくり。

さらにケン坊さんオススメの駄菓子屋兼花火店へ。年中花火を取り扱っているというお店には、二人が子供の頃に遊んだ懐かしいおもちゃや花火がいっぱい。久しぶりに童心に帰ってはしゃぎました。

その後、うきは市を代表する名所「つづら棚田」へ。この棚田に惚れ込んで移住してきた「スローライフの達人」米川さんに案内され、野山を歩いて癒しを得る「森林セラピー」へ出かけました。2人は森の静かさと心地よさ、そして棚田の美しさを堪能。達人の自宅で一緒に竹とんぼ作りも楽しみ田舎暮らしの楽しさを満喫しました。

続いて寿さんが訪れたのは、12品種ものいちごを楽しめるといういちご狩りの観光農園。ビニールハウスの中で高田課長が待っていました。いちご狩りを通してたくさん喜んでもらえたらとご夫婦で立てた様々な企画。二人は甘い香りのするいちご園でとても楽しい時間を過ごすことができました。

次に2人が訪れたのは、うきは市の食材を生かしたお店。横浜から移住してきたからこそわかるうきは市の魅力を店主から聞きながらいただいた、うきは市の食材を使ったメニューに寿さんたちも大満足でした。

そして最後に訪れたのは貴重なお茶を守り続けるお茶農家。茶畑ではケン坊田中さんがお手伝いしながら寿さんたちを待っていました。もともと日本で広く飲まれていた「在来茶」という種類のお茶を先祖代々守っているお茶農家。有形登録文化財に指定されているご自宅でお茶を頂きながらお話しを伺いました。お茶を頂いた御礼に3人でご自宅を維持するお手伝いをして、昔からのものを維持する苦労を知りました。

久しぶりの再会と新たな出会いに恵まれたうきは市の旅。伝統を守る方から移住して新たにうきは市を盛り上げる方まで様々な人に出会うことが出来ました。

今回で、きらり九州は最終回。またいつか会える日まで!

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