開局3年目で単年度黒字達成

当時、長引く不況の影響により日本の総広告費は前年を下回り、テレビ広告費も2年続けてマイナスとなっていました。しかし、知名度の向上や視聴率の上昇の中にあったTVQは、そうした状況下においても新規顧客の開拓や、地元密着番組の強化、そして中継局の増設に力を入れて取り組み続けていたのです。その結果、1994年3月期の決算において、売り上げは前年比10.4%増の46億8,600万円を記録しました。さらに、営業利益は4億6,700万円と順調に推移。当期純利益についても1億5,900万円を計上することができ、会社設立4年目および開局3年目にして、単年度黒字を達成しました。