データ多重放送(ITビジョン)の
放送免許取得・放送開始

1996年に「ITビジョン」の名称でアナログデータ放送を開始したテレビ東京につづき、TVQは1999年4月9日に放送免許を取得し、放送をはじめました。IT(インターテキスト)システムは、空き電波に文字情報など放送とは別のデータを送信する技術。視聴者はチューナーを電話回線と接続し、リモコンを使って『開運!なんでも鑑定団』で“お宝価格”の予想や、ホークス戦の中継中に、勝敗予想クイズに参加できました。ただし、当時のシステムには限界があり、一般家庭への普及は難しく、TVQエリアでは推計千数百世帯にとどまり、放送は2004年5月で終了。のちにこのノウハウは、デジタル放送に生かされました。