「若冲と江戸絵画」開催

2007年1月1日から3月11日まで、九州国立博物館の特別展「プライスコレクション 若冲と江戸絵画」を日本経済新聞社、西日本新聞社などとともに主催しました。アメリカ・カリフォルニアのプライスコレクションは、江戸絵画のコレクションとして世界的に知られ、約600点の絵画作品を収蔵しています。その中から、鮮やかな色彩と精密な描写を得意とする伊藤若冲をはじめ、写生画の大家・円山応挙、酒井抱一、鈴木其一など江戸琳派の画家たちの作品109点を選りすぐって展示しました。特に人気を集めたのが「紫陽花双鶏図」の代表作で知られる若冲の作品で、その筆致に愛好家は目を奪われました。