特番『安部龍太郎が巡る
戦後70年
幻の迎撃機「震電」
技術者の闘いと苦悩』放送

2015年8月8日(土)に特番『安部龍太郎が巡る戦後70年 幻の迎撃機「震電」技術者の闘いと苦悩』を放送しました。1944年(昭和19年)、福岡市の九州飛行機株式会社に対し、海軍からB29などの重爆撃機を迎撃する高性能な戦闘機の製作依頼がもたらされました。140人の設計チームが3ヶ月で設計を行い、ついに昭和20年8月3日、技術者たちの夢をのせて夏空へ飛び立ったが…。番組では、使命感と高い技術力を持って挑んだ幻の名機開発の記録、当時のことを語る証言者を辿り、番組ナビゲーターの直木賞作家・安部龍太郎氏が紹介しました。戦火を生き抜いた証言者の話には重みがあり、改めて戦争の悲惨さをひしひしと感じさせるものとなりました。